健康科学部 Department of Health and Nutrition

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目次

※各掲載記事は取材当時のもので、現在変更となっている場合がございます。

お客様に寄り添った食事を提供するために

田中 紫野

私は老人ホームの管理栄養士として調理業務、献立作成や食材発注、お客様の栄養管理などを行っています。看護師、ケアマネジャーなどの多職種と連携を取りながら、血液検査の結果や、喫食の状況など様々なデータから問題点を上げ、対策や、お客様がより良い食事ができるようサポートしています。

田中 紫野
卒業年:2021年3月卒業
出身高校:新潟県・東京学館新潟高校
勤務先:社会福祉法人 苗場福祉会 特別養護老人ホームアルシェふるまち
職種・職位:栄養士・管理栄養士

Q&A
Q今後の目標や夢を教えてください

私はお客様一人ひとりが満足していただける食事を提供することが目標です。施設のお客様は食事を楽しみにされている方が多いです。「施設だから食べられない」「我慢しなきゃ」ということがないようにお客様に寄り添った献立を提供できるようにしていきたいです。

「食」を一緒に考える

齋藤 美奈

現在、病院と併設の介護医療院の管理栄養士として、栄養管理や給食管理、栄養指導を行っています。栄養指導ではどうしたら「食べる楽しみ」を持ち続けながら食生活を改善できるのか、患者様と一緒に考えながら行っています。検査値や体調、患者様自身の考え方に良い変化が見られた時は、やりがいを感じます。

齋藤 美奈
卒業年:2021年3月卒業
出身高校:山形県・鶴岡中央高校
勤務先:医療法人徳洲会 山北徳洲会病院
職種・職位:管理栄養士・フードスペシャリスト

Q&A
Q高校生にメッセージをお願いします

管理栄養士は病院や福祉施設、行政、食品企業、スポーツ分野など、様々なジャンルで活躍できる職業です。本学の臨地実習では病院や介護施設、保健所など、様々な場所で実習ができるため、将来、自分が本当にやりたいことが見つかる大学だと思います。

患者様の「美味しい!」の一言が、私の糧に

鎌田 葵

現在、特別養護老人ホーム内の直営給食の施設で働いています。ここでは、献立作成のほか、管理栄養士も厨房に入り、調理師と連携し調理も行っています。大変なこともありますが、お客様に「この食事、美味しいですね!」と言っていただけることを糧に、この仕事を続けていきたいです。

鎌田 葵
卒業年:2017年3月
出身高校:新潟県・新津高校
勤務先:社会福祉法人 苗場福祉会 特別養護老人ホームくりの木
職種・職位:管理栄養士

Q&A
Q仕事のやりがいは何ですか?

私が働いている特別養護老人ホームは直営給食の施設です。そのため、管理栄養士でも厨房に入って調理を行いますが、献立作成を行って終わりではなく、自らが調理し、お客様の様子を直接確認できることにとてもやりがいを感じています。また、調理師とも連携が取りやすく、どうなったら美味しくできるかを相談しながら日々の献立作成や調理を行っています。行事食やおやつレクは、調理師とペアになり、企画を行っています。調理の専門家である調理師の意見はとても勉強になります。管理栄養士の仕事は難しく、大変なこともたくさんありますが、食事が美味しいと言っていただけると、とても嬉しく、この仕事をしていて良かったと思える瞬間です。

Q本学での学びで活かされていることは何ですか?

働き始めて実感したのは、「多職種連携の大切さ」です。看護師や言語聴覚士など、多くの専門職の方と話し合うことで、お客様にとって最良な食事の提供ができます。本学では多職種連携の教育環境があり、そこが魅力です。今の私に、その学びが確実に活きていると実感します。

Qこれからの目標は何ですか?

私は、「お客様に満足していただける食事」をモットーに献立作成を行っています。「朝ごはんはいらない」「必ず漬物をつけてほしい」「朝だけはお粥が食べたい」「毎食パンが良い」など、人それぞれ食事のこだわりは異なります。今までのルールに縛られず、お客様が望む食事を提供できるように、環境を整えていきたいと思います。また、私の目標は「調理が出来る管理栄養士」です。これからも楽しんで調理を行っていきます。

Q高校生へ一言お願いします。

大学生活は、楽しいことばかりではなく、大変なこともたくさんありました。ですが、同じ目標に向かって一緒に頑張る仲間がいたから、大変なことも楽しさに変わりました。勇気を出して、たくさんの人と関わり、多くの経験をしてください。自分が学びたい事に集中できる4年間は、今後の人生においてもかけがえのない瞬間です。

患者様に寄り添った食事を

齊藤 葵

現在、病院の管理栄養士として、外来・入院患者様の栄養指導・栄養管理を行っています。患者様の病態は様々あり、栄養を摂り体力をつけるための食事から、病院で最期を迎えられる方に作る食事まで、多岐に渡ります。患者様に寄り添った食事提供が私たちの大切な仕事です。

齊藤 葵
卒業年:2018年3月
出身高校:山形県・長井高校
勤務先:公立高畠病院
職種・職位:管理栄養士

Q&A
Q現在の職種・業種を志したきっかけや理由について教えてください。

管理栄養士を目指したきっかけは、自分の好きなことを考えた時に、食べることや料理をすることなど、食に関わることが好きだったという単純な理由です。普通の生活を送っていれば、自分の好きなものをいつでも好きなだけ食べることができますが、入院が必要だったり、病気があって食べられるものが限られれば、好きなものを好きなだけ食べることは難しくなります。そのような人が食べることを楽しむため、自分にできることはないかと思ったことが、病院に勤めたきっかけです。

Q仕事のやりがいは何ですか?

栄養指導を行う際、知識を伝えるだけでなく、「患者様の言葉をよく聴くこと」が大切です。患者様の気持ちや生活の様子などから、最良の食事療法を探していきます。患者様にあった食事は病気の改善に繋がり、快復した時は、この仕事へのやりがいを感じることができます。

Q本学での学びで活かされていることは何ですか?

大学の授業で学んだことは仕事をする中でたくさん活かされていると思いますし、基盤になっていると思います。特に、授業での他学科との関わりは、他職種の仕事内容について知ることや他職種との積極的なコミュニケーションに繋がっています。病院では多職種との関わりが必須です。多職種の専門性を理解し、患者様の病気の改善のために協力するという姿勢に大学での学びが活かされています。

Q高校生へ一言お願いします。

管理栄養士は、生活には欠かせない”食”をサポートする大切な職業です。健康栄養学科には、食をサポートする多分野で活躍されてきた素敵な先生がたくさんいますし、食べることが好きな素敵な仲間がたくさんいます。将来、食に関わる仕事はしたいけど、まだ明確に決まっていないと悩んでいる方も、大学で学んでいく中で自分のしたいことを見つけられると思います!

患者様に合わせた食事提供を

笠原 まどか

私は、病院で患者様の栄養管理や献立作成などを行っています。他職種や患者様と関わることで、カルテの内容だけでは分からなかった情報を得られることが多く、連携の重要さを日々実感しています。献立作成では、普通の食事から様々な疾患や食事形態に合わせて献立を展開していきます。

笠原 まどか
卒業年:2019年3月
出身高校:新潟県・糸魚川高校
勤務先:新発田リハビリテーション病院
職種・職位:管理栄養士

Q&A
Q今後の夢や目標を教えてください。

患者様本人やそのご家族に対して、退院時に栄養指導をさせていただく機会が増えてきました。今後は、患者様がご自宅に戻られても健康に過ごせるよう、食事・栄養面からサポートすることが目標です。まだまだ知識不足を痛感する場面があるため、日々精進していきたいです。

食でこどもの健康を支える

石川 景子

私は、子ども園で食材の発注、給食やおやつの作成、園児への食育活動を主に行っています。当園では基本的に既製品は使用せず手作りの食事やおやつを提供しています。また、旬野菜のポスターを掲示するなど、食への興味を持ってもらえるような食育活動も行っています。

石川 景子
卒業年:2010年3月
出身高校:新潟県・新津高校
勤務先:新潟医療福祉大学附属インターナショナルこども園
職種・職位:管理栄養士

Q&A
Q仕事のやりがいは何ですか?

誕生日やハロウィンなどのイベントの際は、給食をいつもより工夫した内容にするので大変ですが、園児たちが楽しみながら積極的に食べる姿を見たり、野菜が苦手だった園児が以前より食べられるようになった様子を見たりすると、とてもやりがいを感じます。

一人ひとりに寄り添った食事提供を

瀬賀 結華

私は、障害者支援施設で利用者様の栄養管理や献立作成、食事の提供を行っています。栄養管理の際は、多職種で連携を取りながら一人ひとりに合った栄養ケア計画の作成をしています。献立作成では、旬の食材やご当地グルメなどを提供して、食事の時間を楽しみに思ってもらえるよう工夫しています。

瀬賀 結華
卒業年:2019年3月
出身高校:新潟県・村上高校
勤務先:社会福祉法人 阿賀北福祉会障害者支援施設 やまやの里
職種・職位:管理栄養士

Q&A
Q仕事で大切にしていることは何ですか?

利用者様とたくさん会話することを大切にしています。ただ献立を作成するのではなく、美味しかったもの、食べたいものを聞いて献立に反映できるように努力しています。「ごはん美味しかったよ、また食べたい」と声をかけていただくことが、仕事をするうえでのやりがいとなっています。

食を通じて回復を支援する

今井 紀彰

私は現在、病院に勤務し、給食の提供と栄養管理を行っています。病院では、患者様に合った栄養管理が必要となるため、様々な種類の食事を提供します。 そのため、日々考えることが多い仕事ですが、患者様の治療や回復に食を通じて携わることができるやりがいのある仕事です。

今井 紀彰
卒業年:2013年3月
出身高校:新潟県・長岡大手高校
勤務先:新潟県厚生連 柏崎総合医療センター
職種・職位:管理栄養士

Q&A
Q本学の学びで活かされていることは何ですか?

本学では、連携教育を通して、他学科の学生と多く関わります。病院では、チーム医療が求められるため、本学で他の職種の理解を深められたことはとても役立っています。また、医療系大学である本学での学びは、業務に直結しており、現在の仕事でも活かされています。

一人ひとりの食生活に寄り添う

坂内 元気

私は、病院の管理栄養士として、患者様の栄養指導や栄養管理、他の専門職との情報共有や治療方針の検討を行うカンファレンスを行っています。患者様一人ひとりの病態や生活状況に合わせた栄養指導が必要になるため、他の専門職と連携して様々な視点からアプローチの方法を検討しています。

坂内 元気
卒業年:2018年3月
出身高校:新潟県・長岡商業高校
勤務先:民医連 社会医療法人 新潟勤労者医療協会 下越病院
職種・職位:管理栄養士

Q&A
Q仕事で大切にしていることは何ですか?

患者様の疾患は多岐に渡り、中には複数の病気を患っている方もいます。栄養状態を考えた上で優先すべき課題は何かを判断するのはとても難しいことですが、食べてはいけないのものをただ増やすのではなく、一人ひとりが希望する食生活に寄り添えるよう心がけています。

Q本学での学びは現在の仕事にどのように活かされていますか?

病院では様々な専門職種のアプローチが必要であり、多職種の連携が重要です。本学では他学科の学生とも関わることができ、在学中から他職種の視点や役割・チーム医療について学ぶことができました。現在では、個々に合わせた医療提供のために、関連職種との連携に活かされています。

個々に合わせた栄養ケアを提供する

高島 彩

私は、特別養護老人ホームで管理栄養士として働いています。主な業務は、「献立作成」と「栄養ケア」です。栄養素のバランスや見た目、季節感のある食材を取り入れるなど工夫を凝らして献立を作成しています。また、利用者様それぞれの介護度などに応じた栄養ケア(対象者に応じた栄養・食事管理)を行っています。

高島 彩
卒業年:2014年3月
出身高校:新潟県・新潟県立巻高校
勤務先:新潟県・社会福祉法人 亀田郷 芦沼会 特別養護老人ホーム あしぬま荘
職種・職位:管理栄養士

Q&A
Q本学での学びで活かされていることは何ですか?

職場では、本学で学んだ献立の作り方をよく活用しています。栄養素や病気に関することはすぐ調べられますが、献立作成は経験がものをいう仕事です。1年分の献立を作成するために、組み合わせを考えるのはとても大変です。在学時に何度も何度も献立を作成したことが、現在の献立作成の基盤となっています。

Q管理栄養士の魅力を教えてください。

私の職業が管理栄養士だと伝えると、どんなことをして何を食べれば体に良いのかをよく聞かれます。「食」は人生と切り離せない事柄です。そんな「食」に関するスペシャリストである管理栄養士は、知識を深めれば深めるほど他者を助けるだけではなく自分の人生も豊かにしてくれる魅力的な職業です!

Q仕事のやりがいは何ですか?

私の職場は、管理栄養士は私しかいません。そのため、管理栄養士としての業務における物事の決定は、すべて私の責任で行います。決定を下すには、それを裏付ける根拠となる知識が必要であり、日々知識を蓄え続けることが大切です。それはとても大変なことですが、私の職場は、ひとりだからこそ自分で考え好きなように挑戦していける環境があり、自分を育ててくれる魅力的な場所だと思います。働き始めてから失敗も何度もしてきましたが、その失敗を経験としてより良い仕事をしていこうという向上心を絶やさないことが大切だと常に思っています。

給食で子どもたちを「笑顔」に

小野 詩織

私は現在、子どもの成長に応じた給食の献立作成などの栄養管理や、安全な給食を提供するための衛生管理を行っています。また担任の先生と連携し、給食を生きた教材として食育指導や食育推進を図っています。食に関する指導の中には、児童・生徒個別の相談指導も含まれており、きめ細かな指導・助言を行っています。

小野 詩織
卒業年:2012年3月
出身高校:新潟県・中条高校
勤務先:新潟県・長岡市立東北中学校
職種・職位:栄養教諭

Q&A
Qどうして栄養教諭を目指したのですか?

小学校の思い出と言えば給食が一番印象に残っています。小さな学校だったの で、全校がランチルームで給食を食べていました。皆で食べる給食、給食から広がる 会話、給食は皆を「笑顔」にしてくれました。私も給食で子どもたちを「笑顔」にさせたい、子どもたちの健康を支えていきたいと思い栄養教諭を志しました。

Q仕事のやりがいは何ですか?

栄養教諭は、食を通して未来を担う子どもたちを育てることができる魅力のある仕事だと感じています。献立の作成や食に関する指導など日々の業務はとても多く大変ですが、子どもたちが給食を食べている時の「笑顔」や「給食が楽しみ」という言葉を聞くと、とても嬉しくやりがいを感じます。

Q本学の学びで活かされていることは何ですか?

大学では、管理栄養士になるための専門的な知識や充実した実習によって現場での実践力を身につけることができました。また、他学科の学生と一緒に学ぶ機会もあり、それぞれの専門性について理解するとともに、連携の大切さも学ぶことができました。どんな職場でも、栄養士一人では何もできません。他職種との連携がとても大切になります。学校現場では、教職員や調理員と連携することによって、安心安全な給食の提供、食に関する指導を行うことができています。それぞれの職種を理解し、連携について在学中に学べたことで、より効果的な指導につながり、専門性を十分に発揮することができていると実感しています。

Q今後の目標について教えてください。

まだ仕事に慣れない部分が多く、たくさんの方々に支えられながら充実した日々を過ごしています。給食を通して、子どもたちが将来健康に生活していけるよう「食」について学び考えてもらえるような指導を行っていきたいです。そのためにも、自分自身が向上する気持ちを忘れず、新しい知識を子どもたちに伝えていけるように日々努力をしていきたいです。また、新潟県は自然豊かで、海の食材や山の食材等地域ごとにたくさんの伝統的な食材があります。給食が子どもたちにとっての思い出の味、故郷の味になるような給食をこれからも提供していきたいです。

大学で自分のやりたいことを見つけてください

髙橋 洋平

私は現在、病院の管理栄養士として働いています。当院は、糖尿病教育が盛んで、カンファレンス(症例検討会)では、医師を含め様々な専門職スタッフが集まり、それぞれの専門職種の視点から情報交換を重ね、患者様個々のアプローチを検討しています。また、私が担当する脳外科・神経内科では、摂食・嚥下機能に障害を抱える患者様の経管栄養や嚥下食について、医師・言語聴覚士・看護師と相談して栄養剤や食形態の調整も行っています。

髙橋 洋平
卒業年:2009年3月
出身高校:三条東高校
勤務先:新潟県厚生農業協同組合連合会 上越総合病院
職種・職位:管理栄養士・フードスペシャリスト・NR・サプリメントアドバイザー

Q&A
Q本学を一言で表すと何だと思いますか?

「繋がり」
仕事で壁にぶつかった時、悩んでいる時、あらゆる時に大学の「繋がり」が支えてくれました。現在、一緒に働く同僚にも卒業生がおり、仕事で助けられています。病院勤務ということもあり、他学科の先輩・後輩とも一緒に働く機会も多く、そこでも繋がりを感じています。

Q将来の目標を教えてください。

 ただ単に食事を提供、指導するだけの管理栄養士ではなく、「この患者様に適した栄養療法とは何か」、「何故、この食事や栄養管理が必要か」を常に考え、それを患者様や他の職種に的確に伝えられる管理栄養士を目指しています。

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