スマートフォンサイトを見る

救急救命学科

教員からのメッセージ

白井 開都写真 1年生 白井 開都 新潟県出身

「生命の防人」を育成する

救急救命士は、病院より前(プレホスピタル)を活動のフィールドとし、最初に傷病者を診る医療専門職で、傷病者の状態や必要な治療、搬送先として適した医療機関を判断する「病院前診断」を行います。そして、医療機関に受け入れてもらうための情報伝達・要請や搬送中の管理を行います。これらの活動は、傷病者の生命や予後の生活を大きく左右することになります。こうした活動を行うために、救急救命士は医学知識や応急処置技術をはじめとした多くの能力と共に、他者の人生に関わるため「総合的な人間力」を養うことが重要です。

Q&A

Q救急救命士を目指す上で、必要な資質は何ですか?

救急救命士は、基本的に医師がいない状況の中で適切な判断・処置を行い、病院前における医療のリーダーとしての役割を果たすことが求められます。さらに病院前では、危険な環境での活動となることも少なくありません。そのため、あらゆる状況下で常にベストな判断で行動する能力を保有していることが必要です。その能力を身につけるためには、自ら学び自らの力で修得していく覚悟と諦めない強い気持ち、そして生命を救いたいという情熱が最も重要だと考えています。

Q救急救命士を一言で表すと何だと思いますか?

「生命の防人」です。
救急要請は、内科、外科、外傷、中毒、産婦人科、小児、高齢者、精神など様々な領域に渡るため、専門領域というものはなく、「病院前で発生すること全て」が専門領域です。そのため、病院前救急救命のスペシャリスト(専門家)でありジェネラリスト(全領域対応者)であることが求められます。病院より前であらゆる人々の生命を守るプロフェッショナル、それが救急救命士だと考えています。

Q救急救命士の将来性について聞かせてください。

日本という国は、本当に素晴らしい国で、我々の大先輩方の努力で戦後からわずか20年足らずで先進国の仲間入りをするほど発展してきました。しかし、発展と引き換えに交通事故が増え、人口の増加に比例して疾病者自体が増えるなど、様々な要因で救急出動件数が右肩上がりに増えてきました。さらに、これから日本はますます高齢化社会が進み、それに伴い救急出動件数は増えていくことが予想されます。当然救急救命士に求められることも増えてくると考えています。現在は、総務省消防庁が担っている役割も将来的には民間に移行していくことも無いとは言えません(実際に一部民間運営に委嘱している地域もあります)。救急救命士は、その需要が増えることがあっても減ることはないと考えています。

Q本学入学を目指す高校生へメッセージをお願いします。

私は、学びとは登山のようなものだと考えています。学生は「登山者」、教員は「登山ガイド」、到達したい学びが「山(山頂)」です。スムーズにどんどん登れる人、一般的な登山道で登る人、ゆっくり休憩したり回り道をしたりしながら登る人など様々です。登山者を山頂へ無事に導くために、登山ガイドは登山者の状況をみながら、適した登山道を案内できるように様々な道を知っていなければいけません。しかし、おんぶや抱っこをして連れて行くのではなく、あくまでも自分で山を登らせなくては意味がありません。結果的に目指す山頂は同じです。途中つらいこともあるでしょうし、嫌なこともあるかもしれません。しかし、自分で登った山からの景色は絶対に感動します。本学科では「自分の足で登って良かった」と思えるような学びを用意しています。
救急救命士は、体力的にも精神的にも過酷な職業ですが、男性だけではなく女性も活躍できる資格です。性別差はありません。進路など迷うことがあれば経験豊富な教員がしっかりと相談に乗ります。ぜひ救急救命学科の門を叩いてください。

このページの先頭へ戻る