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臨床技術学科

現場からのメッセージ

臨床工学技士と臨床検査技師の同時取得により、専門知識・技術が飛躍的に向上

松井雄一写真

私は、現在、臨床工学技士として、医療機器管理室と血液浄化治療室業務を兼務しております。それ以前は、臨床検査技師として、10年間、他の病院で勤務をしており、特例措置で、臨床工学技士の資格を取得致しました。この2つの資格を持つことで、専門知識が広がり、技術が向上したのではないかと思っております。これからの、我々の仕事は、日々進歩していく医療機器や治療方法に対して、正確かつ迅速に対応していくことが肝要になってきます。そのためには、心と技術を研鎖し、幅広い視野で判断し、新しい業務にも、積極的に挑戦して行く必要があると思います。

松井 雄一
勤務先:新潟市民病院 臨床工学科
職種:臨床工学科長

これから専門職を目指す学生たちに、大学では何を学んできて欲しいですか?

ますますニーズの高まる保健・医療・福祉・スポーツ分野においてより多くの方により良いサービスを提供するために、専門職の勉強ももちろん大切です。
それに加えて、大学生活は人生の中でもかけがえのない時間ですので、様々なことに挑戦し、充実したキャンパス生活を大いに楽しんで欲しいと思います。

この専門職を目指す上で、必要となる資質はなんですか?

仕事と遊びのON/OFFのメリハリがつけられること、協調性と相手を思いやる心が必要だと思います。

この分野の今後の展望や将来性についてお聞かせください

我々の仕事は、日々進歩していく医療機器や治療方法に対して、正確かつ迅速に対応していくことが重要です。より専門性が求められ、新しい医療機器や進歩する治療に対応していく必要がありますが、言い換えれば、今後より多くのニーズが期待され、それらに応えていくことでより多くの人々の幸福に寄与することができると考えます。

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あなたは、検査室で何を見つめますか?

伊藤耐子写真

臨床検査技師を目指している皆さんは、病院での仕事がどんなものかご存知ですか?患者様に直接接して心電図を記録したり、採血された血液を分析して、生活習慣病を指導したりするなど、治療に大きく貢献しています。特に病院では、重病な患者様の検査データを基に治療がなされ、刻々と病態が改善する姿を見ると、本当にこの職業に就いて良かったと実感しています。
大学で一生懸命勉強し、どんなに知識があっても、「データを見ようとする姿勢」と「見つめる確かな目」がなくては医療に貢献できません。自分の周りを正しく見つめる目を持つことが本来の検査技師のあるべき姿だと思っています。

伊藤 耐子
勤務先:医療法人社団仁和会聖園病院 臨床検査科
職種:臨床検査技師長

これから専門職を目指す学生たちに、大学では何を学んできてほしいですか?

測定原理に基づく化学反応の基礎をしっかり理解して欲しいです。これは、化学の分野だけではなく細菌検査においても同定キットの中で起こっている化学反応を理解していないと、本来の細菌の性状を理解できません。また、病院検査室ではピペットや天秤などは使わなくなってきていますが、学校だからこそ、器具の使い方や精度などを理解して欲しいと思います。臨床現場では使われない分析法も学ぶことで、現場に出たとき、新しい検査方法の開発などに応用できるよう知識として持っていて欲しいです。また、今後は看護学あるいは介護など患者様に直接接する際の体の動かし方などの知識は必要になると思います。その意味でも他の専門職と連携をして学ぶことは大きな意味があると思います。

この専門職を目指す上で、必要となる資質はなんですか?

起きている現象には必ず原因があります。検査データの裏に隠れていること、例えば患者様の病態、試料の問題などを見極める洞察力と興味が必要だと思います。

この分野の今後の展望や将来性についてお聞かせください

臨床検査技師は今後、技術のみではなく臨床検査データを読める必要があり、そのための臨床病理学、とりわけ生体内の代謝や調節を勉強する必要があると思います。医療が高度かしていく現在において求められることは多いですが、その分やりがいもり、さらに必要とされる分野だと思います。

最後に、現在のお仕事を「一言」で例えるなら?その理由は?

「医療人として参加していることの喜びを感じる仕事」
診断、治療に臨床検査データが必要であり、それを提供しているのが臨床検査技師であり、とても魅力のある仕事です。是非多くの方に臨床検査技師への道を進んでいただきたいと思っています。

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