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視機能科学科

トピックス

スペシャルオリンピックスのサポート

スペシャルオリンピックスのサポートイメージ写真 2016年にスペシャルオリンピックス日本冬季ナショナルゲームが新潟で開催されました。スペシャルオリンピックスとは、スポーツを通して知的障害者の自立や社会参加を支援する国際組織です。大会期間中、知的障害のあるアスリートの健康増進や競技能力向上のための健診プログラムが実施され、本学科の学生がオープニングアイズ(目の健康チェック)に参加しました。学生は、本物の視能訓練士さながらにアスリートの検査を担当し、時間のかかる検査にも丁寧に対応していました。本学科は、これからも実践力を高める課外活動を積極的に行っていきます。

保育園での眼科健診や特別支援学校(盲学校)での実習

保育園での眼科健診や特別支援学校(盲学校)での実習イメージ写真 本学科では、新潟市内の保育園で眼科健診や絵本の読み聞かせなどを行っています。こうした活動を通して、幼児に対するコミュニケーションスキルの向上と幼児の眼の健康管理のできる視能訓練士を目指していきます。また、視覚障害特別支援学校(盲学校)で実習を行っています。対象者の見え方を評価し、拡大読書器 や単眼鏡などの視覚補助具の指導や訓練を実施することで、口ービジョンケアの知識と技術を身につけます。本学科では、今後もこうした取り組みを積極的に行い、時代のニーズに対応できる質の高い視能訓練士を育成します。

多くの求人が見込まれる視能訓練士の人気

視能訓練士法の制定された1971年当時の視能訓練士の数は121人でした。その後、養成校の増加で、2010年には9,351人となりました。しかし、現在でもまだ有資格者が1万人に満たない状況です。
本学が2013年6月に実施した視能訓練士の人材需給アンケート(新潟県および近県7県を対象)では、25.5%の施設に視能訓練士が勤務していませんでした。勤務している視能訓練士は平均1.9人、理想とする視能訓練士の数は平均3.1人という結果でした(図1)。また、本学の卒業生に対する採用意向は高く、既に多くの医療施設より求人をいただいています。
視能訓練士はどの養成校でも求人倍率が高く、眼科チーム医療では欠かせない存在となっています。日本視能訓練士協会による2015年3月養成校新卒の就業状況調査では就職率は98.1%と、養成校を卒業すると、そのほとんどが専門職として就職しています(表1)。
  高齢社会を反映して健康寿命が問われる今日では「眼の健康管理」が重要となることから、ますます視能訓練士の需要が高まります。

図1 図1

表1 新卒視能訓練士就業調査状況調査(2015年3月卒業生)
就職先区分 大学(7校) 専門学校(20校)
国立大学法人 14 13
独立行政法人国立病院機構 1 3
公立医療機関(都道府県市町村の病院及び診療所) 10 22
その他国立系の病院 0 1
公立大学病院 2 5
公立に準ずる病院及び診療所 17 19
私立大学病院 29 20
私立病院(他科もある病院の眼科) 27 38
私立眼科病院 24 20
眼科診療所(医療法人及び個人) 130 297
レーシックセンター(レーシックを主にしている眼科診療所) 2 0
視能訓練士の学校または養成所 3 2
大学院 2 0
福祉関係 1 1
病院・医院以外の医療関係企業 6 1
医療関係以外の職業 3 3
就職せず 6 8
合計 277 453

2015年8月現在 視能訓練士需給計画委員会実施
公社)日本視能訓練士協会HPより一部引用

初めての臨地実習 (臨床実習Ⅱ) 

社会に求められる視能訓練士イメージ写真 (視機能科学科3年 高野 幸穂)
私は20日間、新潟大学医歯学総合病院で臨床実習をさせていただきました。学内実習とは違い、実際に患者様に検査、訓練を行わせていただき、とても貴重な経験になりました。 臨床現場では、技術面の向上が重要ですが、それぞれの患者様に対応した声がけも大切であることを学びました。

社会に求められる視能訓練士

社会に求められる視能訓練士イメージ写真 超高齢社会の進展や視覚を取り巻く環境の変化に伴い2030年には、視覚障害者数が200万人にまで達すると予測(日本眼科医会の調査)されています。一方、視能訓練士は、有資格者数が約1万人(2013年3月28日現在/公益社団法人 日本視能訓練士協会)しかおらず、圧倒的に人材が不足しています。また、2010年には「眼科コメディカル全国統一試験」が廃止され、眼科検査・訓練を行うことができる専門職は視能訓練士のみとなり、国家資格である視能訓練士の早急な育成が強く求められています。本学科では、これらのニーズに対応できる質の高い視能訓練士を育成します。

視覚に障害を持つお子さんへの学習支援

本学科では、視覚に障害を持つ子どもたちを対象に、国語・算数の学習支援を行っています。学生はこうした活動を通して、視覚障害への理解を深めると共に、工夫を凝らしながら自らの“できること”を増やしていく子どもたちの姿を目の当たりにし、支援者としての心構えを学んでいきます。また、勉強の合間には、iPadでゲームを楽しんだり、お互いの学校行事について会話を弾ませたりするなど、コミュニケーション力を磨く場としても貴重な経験を積むことができます。
 本学科では、今後も「生きた学び」の機会を数多く提供し、学生一人ひとりの夢の実現をサポートしていきます。

視覚障害者、盲導犬ユーザーを招いての情報交換会

視覚に障害のある方を招いての講話を定期的に開催しています。障害の受容に至るまでの葛藤や私たち晴眼者に望むこと、バリアフリーの問題、盲導犬に対する正しい知識等、対話形式で語り合います。実際に当時者の方々からのお話しは貴重で、私たちは眼の障害を理解しているつもりが実は誤った理解になっていることがあります。例えば盲導犬が行きたいところに連れて行ってくれる道案内犬だと思っていたということがあります。盲導犬を見かけたら「どちらに行かれるのですか」と気軽に声をかけることが大切です。障害をもたれる当事者のかたのお話を聞くことは、医療従事者としての思いやりを学ぶとても良い機会です。近い将来、視能訓練士として患者様に接する時に役立ちます。

現場で活躍中の視能訓練士を招いての講演会

現場で活躍中の視能訓練士を招いての講演会 現場で活躍中の視能訓練士を定期的に招き講演をしていただいています。本学科は新設学科の為、第一期生には先輩がおりません。しかし、現場の先輩視能訓練士と定期的にお話しする機会をもつことで、業務内容、研究内容や社会活動から将来、自分の目指すべき視能訓練士像が明確になっていきます。2014年度は、新潟県の視能訓練士からは働きながら大学院で研究し眼科学の発展に尽力したいという決意、福島県の視能訓練士からは震災後のビジョンバンの活動などをお話ししていただきました。これらの講話から視能訓練士としての夢がより具体化し近未来の目指すべき道が見えてきました。

北区の保育園で「眼の愛護デー」+「紙芝居」を実施

北区の保育園で「眼の愛護デー」+「紙芝居」を実施 北区の太田保育園で、10月10日「目の愛護デ―」に、学生手作りの目の健康に関する大型紙芝居を披露しました。園児にわかりやすい言葉で問いかけながら、「目の大切さ」を講習しました。目を大切にするための3つのお約束は①好き嫌いをせずに何でも食べる。②外から帰ったら手を洗う。③長時間ゲームをしない。園児の皆さんが真剣に聞いてくれ、大変好評でした。この紙芝居は1年生の有志7名が、自分たちでストーリーを考えました。通常の紙芝居の5倍もの大きさの紙芝居です。園児のみなさんは大きな紙芝居による「目の講習」に目を輝かせていました。視能訓練士は小さなお子様の検査や訓練を担当することが多いことから、このような活動は子供の目線に立って考える練習にもなります。この講習は大変好評で、多くの保育園から出演依頼が殺到しました。春休みを利用して北区の11園の保育園でこの紙芝居を使った目の講習を行いました。

視覚障害デイサービスセンターへのボランティア活動

視覚に障害をもたれる方々が集まる江南区の地域活動支援センター「日だまり」でのボランティア活動を定期的に行っています。お話しをしながら、お茶を飲みながらの廃材でのマット作りや不用になった点字用紙での封筒作りなどを手伝います。コンビニへの買い物に同行することもあります。視機能科学科では視能訓練士の資格だけではなく同行援護従業者資格も取得することから、実際の現場を体験することで、この活動から視覚に障害をもたれた方の心に寄り添い、患者様の立場で物事を考えることが学べます。センターの指導員の先生(社会福祉士)からのお話しから、障害があるなしに関わらず、様々な考え方を教えていただけるなど、他の職種との交流もあります。

視覚障害に対応したユニバーサルスポーツの支援活動

視覚障害に対応したユニバーサルスポーツの支援活動 視機能科学科では障害があるなしに関わらず、ルールを工夫することで障害をもつかたと一緒に楽しめるユニバーサルスポーツを推奨しています。視覚に障害をもたれた方々と共に、サウンドテニス、サウンドテーブルテニスの練習会を新潟盲学校の体育館をお借りして毎月行っています。まずは私たちの掛け声で目の見えない方に体の動きをどう説明するかを考えながらストレッチをします。ボールの中の鈴の音を聞き分けて、打ち返すという音の感覚でプレイします。スポーツで交流することで、視覚障害をより深く理解することができ有意義な活動です。

視覚障害者スポーツへの支援 グランドソフトボール大会

視覚障害者スポーツへの支援グランドソフトボール大会イメージ写真視覚障害者の体力向上とスポーツの振興を図ることを目的に、平成28年5月に新潟市西区の「みどりと森の運動公園多目的グランド」を会場として、「第43回北信越グランドソフトボール大会」が開催されました。グランドソフトボールは、視覚障害者の代表的な団体スポーツで、福井、石川、富山、長野、新潟の5県から集まった選手が熱戦を繰り広げました。  本学科では、開設以降、このような活動を通して、多くの学生が様々な障害者スポーツをサポートしています。こうした活動を継続し、本学科では視覚に障害を持つ方々の輪の中に入り、ユニバーサルスポーツを実践していきます。

視能訓練士+同行援護従業者のWライセンス取得

視能訓練士+同行援護従業者のWライセンス取得イメージ写真 近年、医療の目的が疾患の治療のみではなく、疾患を有する患者のQOLの向上へと変化してきていることから、視能訓練士の国家資格に加え同行援護従業者資格を持つことで、より患者(対象者)の心に寄り添えるサポートが可能となります。視覚に障害をもつ方の移動の支援、情報提供、代筆・代読の専門知識を得ることでより高度な知識をもつ視能訓練士として就職に有利となります。

患者会の支援

視機能科学科では日本盲導犬協会の子犬会員、CHARGEの会賛助会員、緑内障フレンド・ネットワーク賛助会員、日本網膜色素変性症協会会員など多くの患者会に所属し患者会の支援を行なっています。視覚に障害をもたれた方々を理解するには、まずは病気をよく知ることからという考えです。定期的に送られてくる会報から病気の新しい知見、研究、トピックスを共有し、常に最新の情報を得ることができます。第8研究・実習棟2階の一角に患者会コーナーを設置しました。盲導犬の育成のための2つの募金箱は管理棟事務局窓口とローソンのカウンターに設置し学生が管理しています。今後は患者会との交流会の計画もあります。

子育てサロンでの絵本読み聞かせと眼の健康相談

子育てサロンでの絵本読み聞かせと眼の健康相談イメージ写真 本学科では、1~3年次の学生が定期的に新潟市内の公民館の子育てサロンで絵本の読み聞かせを行っています。1歳~3歳までの保育園入園前の子どもとその保護者に対して、地域の読み聞かせボランティアの方々と共に実施しています。 絵本の読み聞かせの後は、眼の健康相談にも対応しています。「子どもの視力は、いつごろから検査できますか?」「斜視ってどんな病気?」「3歳児健診で上手く視力検査できるかな?」「忙しいとついスマートフォンでゲームをさせてしまうけど大丈夫かな?」など、保護者の素朴な疑問にお応えし、簡単な視力検査も行います。  こうした活動を通じて、学生は子どもやその保護者とのコミュニケーションについて学べるほか、子どもに対する視力検査の方法を実践的に学ぶことができます。

iPad(アイパッド)の活用による教育

iPad(アイパッド)の活用による教育イメージ写真 画像データが多い眼科では画像ファイリングを用いて様々な機器からの検査結果を一元管理するシステムが主流となっています。視機能科学科の実習室では臨床現場で導入されている画像ファイリングシステムを導入しています。iPadからデータを閲覧、編集することができ、検査結果をiPadから情報入力します。さらに視覚障害による外界からの情報量の不足を補うツールとしての活用方法を学びます。時代の先端をゆく実践的な学習が可能です。

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