院生

朱瑶菲

健康科学専攻

看護学分野 1年

母国で日本の終末期ケアを伝えたい

私は中国の広東医学院大学を2012年6月末に卒業後、9月に中国の看護師資格を取り広東省にある病院の神経内科で看護師として働きはじめました。大学在学中から大学院へ進学したいという希望がありましたが、家庭の事情ですぐに就職しました。しかし進学の夢を諦めることができず、2015年3月、病院を辞職し日本に留学しました。

新潟医療福祉大学を知ったのは日本語学校の先生からの紹介でした。すぐに大学の国際交流センターに連絡し、看護学分野の教授と面談する機会をもらいました。

大学院では終末期ケアに関する研究を行っています。中国の病院に勤務していた頃、病棟には高齢者の患者さんが多く、患者さんが亡くなる場面に立ち会うこともしばしばありました。家族のために患者さんには延命治療が施されていましたが、私は患者さんの命が終わる時は安らかであってほしいと願っていました。そこから、終末期ケアに関する看護に非常に興味を持つようになりました。将来は中国に戻り、日本の終末期ケアの考え方を伝えていきたいと思います。

新潟医療福祉大学はアットホームで留学生同士の交流も盛んですし、生活で困ったことを相談できる教職員が身近にいて安心です。医療や福祉についての知識を大学院でさらに深めたい方は私たちと一緒に学びませんか。

修了生

平野 宏美

健康科学専攻

看護学分野 2016年度修了
富山県済生会富山病院 勤務

一歩踏み出す勇気

看護師として数年働く中で、様々な経験を積み、自分なりの“看護”ができるようになりましたが、その一方で、「それは最も適切な方法なのか」といった、経験を積んだからこそ生まれる疑問を持つようになりました。そこで、科学的な根拠に基づく“看護”を学び、自分を高めるために大学院進学を決めました。また、幸いなことに進学と同時に本学の助手として働く機会をいただきました。

大学院の授業では、現場では学べない幅広い知識を習得することができたのはもちろん、臨床経験のある先生方の指導は非常に説得力があり、貴重なものでした。また、授業の中でディスカッションやプレゼンテーションの機会も多くありました。人前で話すことが得意ではなかったのですが、自分の意見をまとめて相手に伝えるトレーニングになり、話し方や伝え方を考えられるようになりました。特に、学ぶ立場の院生で得たことを、教える立場の助手ですぐさま活かすことができるのは、理想的な環境でした。

環境の変化に不安はありましたが、学ぶ以外にも看護のやりがいや意義を見つめ直すこともでき、貴重な2年間でした。環境を変えることはとても勇気がいりますが、必ず自分の力になると思います。皆さんも未来への一歩を踏み出してみませんか?