院生

上野 愛範

保健学専攻

作業療法学分野 2年

臨床と研究の両立

私は愛知県内の大学を卒業後、理学療法士として病院に勤務しています。急性期から在宅領域をカバーするケアミックス病院として療法士もそれぞれのフィールドで活動しています。4年目の頃に訪問リハビリへの部署異動があり、病院勤務の臨床とは違った視点を持つことが大切だと学びました。特に、排泄は在宅生活を継続していく点ではとても重要ですが、療法士として関われる中心が動作練習であり、排泄の一連の行為へのアプローチには下部尿路機能の知識も必要になってきます。大学時代では学ぶことができなかった視点をさらに広げていきたいと思い、大学院への進学を決めました。

現在は、疫学や統計といった研究・論文作成に必要な基礎的知識の勉強を中心に行っています。加えて臨床現場での問題点を明確にし、解決へ結び付けられるよう情報収集や分析等を担当教員の先生にご指導を頂きながら実施しています。

診療報酬の改定もあり、今後は療法士の働き方や活動場所が多様になっていくことが予測されます。いろいろな視点をもちながら可能性を広げていき、臨床・研究・教育の3本柱をしっかりともった療法士となれるよう今後も励んでいきたいと思っています。

本大学院には、私のように働きながら大学院で学ぶ学生もおり、臨床と研究の両立ができる環境にあります。私も不安が多い進学でしたが、熱心に相談に乗って頂ける教職員の方や先輩方がいます。是非とも一歩踏み出してみてはいかがでしょうか。

修了生

塚原 美希

保健学専攻

作業療法学分野 2015年度修了

研究の面白さを知り、臨床での考え方が変わった2年間でした

私は大学院で研究手法の基礎と臨床研究の面白さを学びました。

臨床現場にて、働きながら様々な疑問にぶつかりました。そして疑問を解決するための力を身につけたいと思い、大学院に進学することを決意しました。研究を始めた当初は、論文を「研究」のベースとして読むということが難しく感じました。論文を深く読むということに慣れていなかったと痛感しました。

しかし、継続していると自分が働いている臨床現場でも少しずつ変化を感じるようになりました。目の前に起こる問題に対して、今まで以上に深く考えるようになりました。大学院にて学んだことで、より深く考える力を得られたと思います。

今は老健で働きながら、地域で暮らしている方が自分たちで健康を管理していく生活を支援する施設づくりに関わっています。

臨床現場で働きながら大学院に通うのは大変でした。何度も挫折しそうになりました。しかし、先生や周りの仲間がサポートしてくれました。苦しい時もあると思いますが、確実に自分が成長できるチャンスだと思います。