在学生

髙橋 ひろな

保健学専攻

理学療法学分野 2年

理学療法士としての可能性を広げるために

私は本学の理学療法学科を卒業後、フルタイムの大学院生として本大学院の修士課程に進学しました。本大学院の研究活動や学会発表、学部生の授業サポートなどの活動を通して、研究や教育といった視点で理学療法という分野を学べることに魅力を感じ、大学院進学を決意しました。また、数十年後も理学療法士として社会に貢献していくために、様々な経験を通して将来の可能性を広げたいと考えました。

私は現在、大学4年生の卒業研究に引き続きバランスと脳機能の関係について研究を行っており、解析方法や統計学、また他分野の研究についても学んでいます。

将来は、科学的根拠に基づいた理学療法と患者様一人ひとりの病態や生活環境に合ったリハビリテーションを提供できる理学療法士になりたいと考えています。そのために、日々の研究活動を通して論理的に物事を考える力を身につけたいです。

本大学院は、多分野で活躍されている先生方がおり、多くの先生方からご指導していただける機会があります。皆さんも本学大学院で興味のあることを学んでみませんか?

修了生

松澤 寛大

保健学専攻

理学療法学分野 2020年度修了

論理的思考を臨床に活かす

私は大学4年の臨床実習で、理学療法を論理的に考える事に苦労しました。そこで、大学院に進学し、自らの疑問について調べ、論理的に表現する力を身に付ける事ができれば、臨床にも活かせると考え進学しました。大学院では基礎研究を中心に行い、地道にデータ収集に励みました。論文作成では、論理的に述べる事や読者にどのように面白さを伝えるかの工夫など丁寧にご指導いただきました。さらに、国際誌への論文投稿や査読者への返答の仕方など修了後も研究を続けられるよう、手厚くご指導をいただきました。

私は現在、運動器やスポーツのリハビリテーションに特化したクリニックに勤務しています。日々、理学療法を論理的に考えるように努めていますが、疑問や分からない事ばかりで生涯勉強や研究は必要だと感じています。

大学院修了後は、研究者になる事だけがゴールではないと思います。論理的思考を活かす場所は研究、臨床、他分野など個々の考えに合わせれば良いのではないかと思います。自分の可能性を広げるためにも手厚いご指導を受けられる本学の大学院進学はいかがでしょうか?