
平成23年2月18〜19日、宮城県塩釜市で行われた「第7回日本整形靴技術協会学術大会」において、阿部薫教授のゼミに所属する、大学院修士課程・義肢装具自立支援学分野の院生6名と、義肢装具自立支援学科4年生1名が総数11件の学会発表を行いました。日本整形靴技術協会学術大会は、わが国を代表する靴と歩行に関する学会で、大変権威のある学会です。
本学会には学生のポスター発表のコンペがあり、全国から多くの学生発表がありますが、本学から参加した院生のうち3名が、学術大会長賞・審査員長賞・優秀発表賞を独占受賞する快挙を成し遂げ、表彰状が手渡されました。
斎藤 淳 「靴内圧力と適合性の検討」
阿部 真典
「浮き趾に対するアーチパッドの有用性の検討」
赤石 恒一
フットベッド内側縦アーチ部の決定因子を探る ―相似形状による高さ変化に注目して―」
| 医学面および福祉機器の 学問も重視 |
製作技能のみならず、他職種との連携が取れる人材を養成するため、医療基礎科目である解剖学・身体運動学・生体工学も重要視しています。義肢装具に加えて、広く福祉用具・福祉機器についての専門知識を習得できる科目を用意しています。 |
|---|---|
| 国内外の第一線で 活躍する多彩な教授陣 |
ほとんどの教員が国際的な活動経験(留学・教育・NGO活動)があり、海外での活躍を希望する学生に適切なアドバイスができます。また、多岐にわたる専門分野で教科書として使用される書籍の執筆にも多くの教員が携わっており、最先端の技術と知識を学ぶことができます。 |
| 日本初!靴と歩行に ついての科目を開講 |
将来的に靴製作技能と義肢装具製作技能が融合することを見越して、全国の大学院で先駆けて「靴人間科学」の科目を開設しています。人間工学や解剖学に基づいた靴の構造・設計から科学的検証までを網羅し、靴と歩行の関係に焦点をあてて追及することを目的とします。 |
| 充実した施設設備 | 工作機械についてはドイツやオランダ製の最新鋭のものを備え、機械の数、学生1人あたりの占有スペースの広さはいずれも世界トップクラス。安全性にも充分配慮された設備を有します。また歩行分析などで使用するVICON(3次元動作解析装置)や呼気ガス分析装置、筋電図測定システムなど、多面的に身体機能の解析を行える装置も多数備えており、幅広い実験・研究が可能です。 |
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義肢装具士の仕事は手作業の技能に負う部分が大きく、従来の学校教育においては職人を育てるという意識が強かったと思います。免許人口が約3000人と少なかったこともあり、全国で7校の専門学校(3年制)で教育が行われてきました。しかし近年、職種間の連携の必要性が認識され、義肢装具士も他職種とのコミュニケーションを取ることの重要性が増してきました。この状況に対応すべく、2007年に医療福祉系大学としては全国で初めて本学に義肢装具自立支援学科が開設されました。現在、この分野の教育内容も従来のような義肢装具の製作技能に偏重したものでなく、広く福祉用具・福祉機器全般をカバーするものに移行することが要求されており、今後は義肢装具製作の技術だけではなく、高齢者や障害者を持った方のQOLを、他職種と連携し多面的に支援できる高度職業専門職や新しい教育を担当する専門教員、および専門分野の研究者が必要とされてきます。優れた施設を備えた大学院で、第一線で活躍する教員と共に学んでみたい、研究をしてみたいという方の挑戦をお待ちしております。