
修士課程看護学分野では、平成23年度より精神看護学関連の科目を新設いたしました。
新設科目の詳細は以下の通りです。
精神障害者を取り巻く、歴史及び法制度の変遷、国際的な動向について文献を通して把握しつつ、わが国における精神保健問題の現状を知る。また、精神障害の特性を理解し、精神障害者とその家族に対する看護実践に求められる知識を習得し、看護職が果たすべき役割について認識を深める。
精神分析理論、対人関係理論、精神病理学理論、看護理論等、精神看護学を構成する基礎的理論を学び、対象をアセスメントし、関係を形成し、看護介入を行うための理論的基盤を養う。また、精神保健医療における様々な当事者運動の歴史や動向について文献を通して把握するとともに、当事者の視点に立った手記や諸活動、研究等を通して当事者体験への理解を深め、当事者側が求めている精神保健医療や看護のあり方について洞察する。
本学修士課程では他にも「メンタルヘルス/カウンセリング特論」・「心身相関の医療」(共通科目)という科目を設置しており、精神保健医療に関して深く学ぶことができます。
| がん看護学 | CNSコースのカリキュラムは共通科目(相談、調整、教育、研究・理論)、がん看護の専門科目・実習、課題研究で構成されています。がんの病態生理学や看護理論・援助論ならびに化学療法とターミナルケアに力を入れ、高度実践能力の修得をめざします。修士論文コースにおいてもがん看護に習熟する研究者を育成します。 |
|---|---|
| 看護管理学 | 看護管理学の基本となる諸理論および管理過程に焦点を当て、管理の原則と実践について学習します。また、看護管理学における諸概念に関する研究結果を検討すると共に、看護管理過程の演習などを通して効果的な看護管理のあり方を探求します。 |
| 母子看護学 | 母子とその家族の健康増進や疾病予防について、身体的、心理・社会的側面から検討し、健康増進に寄与する看護を理論的、実践的に追究します。母子を取り巻く社会の変化や保健・医療・福祉における今日的課題に対応し、母子とその家族のQOLを志向した看護を考察します。 |
| 精神看護学※ | 精神看護学は、人のライフサイクルに伴うこころの健康について、精神病理学・こころの発達理論・精神分析学等の様々な療法、看護理論等を活用しながら理解を深めます。また、精神障害者の歴史および法律の変遷を通して、精神障害者の置かれている現状を分析し、さらに当事者たちの経験の持つ意味等について知ることから、精神障害者を取り巻く今日的課題に対応できる看護のあり方について、研究的に取り組みます。 ※H23年度より開講予定 |
※テーマタイトルをクリックすると担当教員の教員紹介をご覧いただけます。


看護学は人間を対象とした実践の科学ですから、社会背景の変化に伴って高度化、複雑化した看護問題に対し解決する能力をもたなければなりません。現在は専門性を発揮した質の高い看護が求められています。今後もさらに専門化が進んでいくでしょう。本学では高い実践力を持つがん看護のCNSコースを開設しています。がん看護の専門看護師となるためには、修士課程修了後の実務研修を経て認定審査を受け、審査に合格することが必要です。本学ではフォローアップ体制を整えています。
専門看護師にかぎらず、学習意欲の高い看護職者は、専門学校・短期大学卒業生も大学院への進学が容易になった今、キャリアアップを目指すことができます。夜間・土曜開講や長期履修制度を活用すれば、勤務しながら修士課程を修了することができます。大学院では、創造性豊かに積極的にものごとにアプローチし、「分かる喜び、研究する楽しさ」を知りましょう。看護学分野では日々の実践で生じた疑問を大学院で研究し、その成果を臨床や教育現場に還元できる看護職の育成を目指します。修了生が専門性を活かした高度な看護実践力やリーダーシップを発揮することを期待しています。