朝妻 美己 健康科学専攻 看護学分野 2年 |
私は看護学分野で主に看護管理学について学んでいます。普段は病院で看護師として勤務し、管理に関する業務も担っています。 近年は、看護基礎教育に看護管理も含まれていますが、私が基礎を学んだ時代には、管理に触れる機会はありませんでした。これまでに、勤務施設内の卒後教育、施設外の研修受講や実践から自分なりに学んできましたが、一つの知識体系として統合されていないように感じていました。また、部署の看護研究の指導をする立場にもなり、具体的なアドバイスが出来るように、大学院への入学を考えました。 日本看護協会主催では、ファースト、セカンドからサードレベルまで3段階の看護管理研修があります。多くの病院では、管理者となる際にこれらの受講を必要要件としています。本学では研究の共通科目を学び、看護管理学特論・看護管理学演習・特別研究の履修内容の組み合わせにより、これらの殆どをカバーすることが出来るのも魅力の一つです。 また、学生の管理職経験によっては、修士課程終了後に認定看護管理者に申請することも可能となります。私は、まだまだ自己研鑚が必要な段階ですので、まずは学んだ事を日々の看護実践に生かして、探究心を持った実践家として管理業務に勤しみたいと思います。 これから入学される皆様へ。とにかく、時間がありませんので、事前準備が肝要です。具体的には、ちょっとした時間を見つけて、履修科目の資料を集め、仮のプレゼンテーション原稿を作っておくなど。シラバスを参照にして準備すれば、無駄になりません。結果的には自分の財産になります。研究は早めに取り組むに越したことはありません。研修ではなく、修士課程であることを忘れずに、研究の基礎を学んでいきます。 自分の人生にとって有意義な学びであることは保証できます。時間を有効に使い、一緒に頑張りましょう。 |
園部 里美 医療福祉学研究科 看護学分野専攻 平成20年度修了 |
私が大学院で得たものは、知識以上に出逢いです。普段接することのない他病院や他の専門分野の方々と目標を持って一緒に頑張れたことは貴重な経験でした。活発なディスカッションをしていると仕事の疲れも忘れることが出来ました。また、県内外施設での実習でも今後に繋がる多くの出逢いがありました。 私は、がん看護専門看護師の取得を目指し本大学院で学びました。働きながらの勉強は苦労もありましたが、長期履修制度の利用や職場の協力を得ながら無事に修了することができました。修了後は、業務と並行して資格取得のための研修を行っていますが、経験だけでは得られなかった理論的な考え方や問題解決の手法を臨床に活かすことができていると感じています。 私は、がんを患ったことで自分らしさを失ってしまった方や生命を脅かす問題を抱えた方々と日々接しています。そして、いつもその方々から学びます。人間にはどんな苦悩からでも這いあがれる力があることを。今後も苦悩しながら自分らしさを取り戻し、希望を持って生きていく患者さんのそばに寄り添っていくことができればと思っています。 初めは大学院なんて私が行ってもいいものかと悩みましたが、行ってみてから悩もうと未知の世界にも飛び込みました。そして、多くの人達の協力のお陰で今に至ります。学んでみたいという気持ちがあれば思ったよりも大学院は敷居の高くないところかもしれません。 |