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膝前十字靭帯損傷の予防

菊元 孝則

理学療法学科 講師/理学療法士、全米アスレティックトレーナー協会公認ATC

■趣味:子育て、ゴルフ、NBA観戦
■愛読書:馬鹿になれ(アントニオ猪木)、Slam Dunk(井上雄彦)、一瞬の夏(沢木耕太郎)
■座右の銘:心を込めて

研究を始めたきっかけ

大学生まで、バスケットボール選手として活動していましたが、膝のけがをきっかけに引退をしました。
その後、スポーツに関わる仕事がしたい、選手と直接的に関われる仕事がしたいと探し当てたのが、理学療法士の仕事でした。多くのスポーツ選手と関わりを持ち、最も選手生命に影響を与えるけがが膝前十字靭帯損傷と思い、この研究を始めました。時に選手生命を終わらせてしまうこの大きなけがを撲滅するため、選手がけがを気にせずにプレーに集中できる環境作りを目指して研究を継続しています。

 

研究内容

膝前十字靭帯損傷は、他選手とぶつかって起こる「接触型」と、選手自身の動作によって起こる「非接触型」に分けられます。「非接触型」では、ジャンプの着地動作やカッティング動作などによってけがが発生すると言われていますが、特にジャンプの着地動作で膝前十字靭帯損傷が起こってしまうメカニズムを研究しています。「どのような着地動作で発症してしまうのか?」、また「どんな身体の特徴を持った選手がけがをしてしまうのか?」など、選手生命を脅かす膝前十字靭帯損傷の撲滅に向けて、日々研究を続けています。

 

今後の展望

世界中で、多くの研究者がこの研究を行っていますが、膝前十字靭帯損傷を予防をするためには、まだまだ不明な点が多くあります。競技復帰に長くて1年以上を費やしてしまうこの大きなけがは、この瞬間も、世界中のどこかで選手を悩まし続けています。そんな膝前十字靭帯損傷を撲滅し、選手がけがの心配なく、プレーに集中できる環境作りをするために必要不可欠な研究です。厳しいトレーニングを積んでいる選手を守り、日本のスポーツ選手が世界で活躍するため、膝前十字靭帯損傷の予防方法の確立が必要不可欠です。

 

高校生へのメッセージ

部活中のけがで大切な練習に参加できない、大切な試合に出られなくなった高校生の君たちへ!けがをしない動作や身体作りの基本をお伝えします。スポーツに関わる理学療法士になりたい高校生もぜひ、参加をお待ちしています!!

 

 

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