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新潟医療福祉大学の深いい話。

2011年7月22日|カテゴリ:ちょいと一言個別ページトラックバック (0)

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オープンキャンパス一色の入試事務室ブログですがsign03.gif

ちょっと小休憩apple.gif

新潟医療福祉大学HPの中に大学同窓会HPがあるのをご存知ですか?
http://www.nuhw-dosokai.jp/
※卒業生の方へページ内にリンクがあります。

その中のコンテンツで「心に届くいい話」というものがあります。
ほんとに良い話ばかりです。

お気に入りをご紹介shine.gif

flair.gifNo.12 プロの使命

先日、ある民間スポーツクラブが主催した「子ども運動教室」で、本学健康スポーツ学科の学生5名が、企画運営と当日のスポーツ指導を行ないました。
5名の学生は、幼児から小学校中学年の子どもたちが楽しめる様々なスポーツや運動を数日間かけて企画し、当日も子どもたちの立場に立ってわかりやすく指導するとともに、一緒に楽しむような雰囲気を作る工夫をしていました。
5人ともすばらしい指導を行なっていたのですが、その中でも特にKさんは、一人ひとりの子どもをきちんと観るとともに、最も子どもに寄り添って一緒に身体を動かしていました。
必ず子どもの視線まで腰を落として話を聞いたり、徒競走では一番遅い子どもの所にすぐに行って声をかけたり、手を添えて激励していました。
Kさんは事前の数日間の企画でも、手書きで運営手順や指導案に図を入れて詳細に描き、連日最も遅くまで企画案を作成していました。

昼間のイベントが終了後、このクラブの社長はじめ職員が出席して打ち上げの食事会を開催してくれました。
私は冗談半分で「せっかくの機会だから、職員の方々に積極的に話しかけて、自分をアピールしてきなさい。名前と顔を覚えてもらえれば、このスポーツクラブの就職面接試験で一歩リードできるかもしれないし。」と言いました。
そのためか、学生たちは積極的に職員の方々と話をしていました。

ところが、Kさんは、参加した子どもの母親とずっと話しており、最後までクラブの職員の方々とは一度も話をしませんでした。
私がなぜ話さなかったのと聞くと、Kさんは「私は就職活動に来たのではなくて、子どもたちが喜んで身体を動かしてくれるために来たので、いいんです。」と返答しました。

現代の社会は、メディアが発達したため、テレビや新聞、インターネットなどで情報を伝えることが欠かせません。
しかしながら、メディアを介して過度に自分をアピールしたり、アピールばかりにエネルギーを注ぐこともあるのではないでしょうか。
先程のKさんは、アピールすることより、与えられた仕事をきちんと行なって自分が納得すれば、それ以上は望んでいません。
Kさんには子どものスポーツ指導者としてのプロフェッショナルの誇りを感じます。
「私は就職活動に来たのではなくて、子どもたちが喜んで身体を動かしてくれるために来たので、いいんです。」この言葉を忘れることができません。

彼女はこのスポーツクラブの就職試験を来月受けるそうです。

センセイリングでの阿部先生の言葉も思い出しました。
http://www.nuhw.ac.jp/sensei/

mobaq.gif先生から見た新潟医療福祉大学、在学生について教えてください。
「困っている人を助けたい。それを一生の仕事にしたい。」と、心に誓った人が集まった素晴らしい大学です。勉強は自分のためであると同時に、将来あなたの支援を必要としている人たちのために勉強するのです。だから60点でOKなのではなく、100点を目指して勉学に励む本学の学生の姿には感動します。

新潟医療福祉大学の学生に負けないよう、頑張るぞsign03.gif