社会福祉学科ゼミ紹介

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※学生の在籍学年は2022年度在籍時のものです。

佐藤ゼミ
誰もが生きやすい社会の実現に関する研究

佐藤 洋教授写真

佐藤 洋
Hiroshi Sato
教授

グローバルな社会経済情勢の変化やコロナ禍の長期化、人口減少問題と少子高齢化の進展など、今を生きる人々を取り巻く環境は厳しさを増し、様々な「生きづらさ」を抱えている人が増えています。このような社会問題を解決する一つの手段が福祉政策であり、本ゼミでは【福祉政策】を学習することを目的として、学生一人ひとりが問題意識を持つテーマを取り上げ、みんなで検討し、問題解決する方策を明らかにする学習を行っています。新鮮な視点で自由に発想し、考えを深め、個性を尊重し合うゼミ活動を通じて、実践的な問題解決能力を持つソーシャルワーカーとなることを目指します。

村越 美沙希写真

社会福祉学科3年
村越 美沙希
新潟県
長岡向陵高校出身

本ゼミでは、社会政策に関連する福祉課題について、グループディスカッションを通じ、お互いの知識や視野を広げながら個人研究を行っています。私は虐待が子どもに及ぼす影響について研究しており、将来は学んだことを活かし、子どもに寄り添い、子どもの健やかな成長を応援するソーシャルワーカーになりたいと考えています。

<ゼミの研究内容例>

  • 生きづらさを抱えている人への支援に関する研究
  • 社会的孤立の解消に関する研究
  • 子どもの貧困対策に関する研究

寺田ゼミ
多様な生き方を支える社会に関する研究

寺田 貴美代教授写真

寺田 貴美代
Kimiyo Terada
教授

地域社会には、児童や高齢者、障がい者、患者、外国人、難民、LGBTQの方々など、さまざまな人が暮らしています。このように多様な人々がお互いを尊重し、ともに生きやすい社会を実現するための方法を考え、いかにして支えるかについて研究することが当ゼミのテーマです。そのためゼミでは、学生一人ひとりが関心を持った社会福祉のテーマを掘り下げ、将来、生活問題や社会問題に関わるソーシャルワーカーとして活躍するための力を身につけていきます。ゼミ活動を通して、仲間と楽しく学び合いながら、社会福祉への理解を深められることが、本ゼミの魅力だと考えています。

早川 裕人写真

社会福祉学科3年
早川 裕人
新潟県
新潟西高校出身

私は、自分の地元で行われている子ども食堂の企画・運営に携わっており、その中で「人の居場所」についての研究を行っています。地域の高校生やボランティアの方々と協力し、地域住民の居場所作りを目標として地域振興を進めています。将来は、対象者の地域生活を踏まえた支援を行えるような専門職になりたいです。

<ゼミの研究内容例>

  • スクールソーシャルワーカーの活動に関する研究
  • 外国人児童生徒の現状と課題に関する研究
  • 性同一性障がいに関する研究

渡邉 恵司ゼミ
地域共生に向けた福祉サービスに関する研究

渡邉 恵司助教写真

渡邉 恵司
Keiji Watanabe
講師

近年の社会情勢の著しい変化により、少子高齢化、児童虐待、老老介護、空き家の増加などの問題が顕在化しています。そのような問題に対して、対象・機能別に公的サービスが整備されていますが、様々な分野の課題が絡み合い、個人や家族、地域単位で複合的な支援を要する状況もみられます。地域社会の存続への危機感が高まるなか、社会的課題を乗り越えていくうえで、「地域共生社会」というキーワードが掲げられています。そこで、本ゼミでは、児童福祉や障害福祉、公害福祉などの幅広い分野へのフィールドワークを通して、地域共生社会の実現に向けた取り組みについて研究しています。

渡部 樹里写真

社会福祉学科3年
渡部 樹里
福島県
会津学鳳高校出身

私は、日本の義務教育とアメリカの義務教育の違いについての研究を行っています。社会に出た際に必要とされているものを身につけるためには、どのような教育をするべきなのかという観点から研究をしています。将来は、この学びを活かして、子どもの個性を尊重し、遊びを通して学ぶことのできる環境を作りたいと考えています。

<ゼミの研究内容例>

  • 里親委託率の日本と海外との国際比較に関する研究
  • 児童養護施設への入所の背景や現状に関する研究
  • ICF視点を用いた学習障害児への支援に関する研究

河野ゼミ
福祉と医療の連携を図る方法に関する研究

河野 聖夫教授写真

河野 聖夫
Seio Kouno
教授

本ゼミでは、病気や傷害に伴って生じる生活問題の解決を支援する保健医療ソーシャルワーク、病院や地域医療における保健医療福祉の専門職の連携、チーム医療や地域包括ケアなどの取り組みについて研究しています。暮らしの中にどのような保健医療の問題があるのかを知り、実際の医療福祉の取り組みや連携の実際に触れながら考えていくことで、命と健康、生活を支えていくことの大切さ、地域住民や行政と専門職の連携の重要性を感じていければと考えています。新潟市内の病院を見学したり、現役の医療ソーシャルワーカーの方からのお話を伺ったりしながら研究を進めています。

<ゼミの研究内容例>

  • 医療ソーシャルワークにおける社会復帰支援に関する研究
  • 他職種からみた医療ソーシャルワーカーに関する研究
  • 地域医療と福祉に関する研究

青木ゼミ
これからの地域共生社会の実現に関する研究

青木 茂准教授写真

青木 茂
Shigeru Aoki
教授

かつてのわが国は、日常生活で不安や悩みを抱えたら相談できる人や気づいてくれる人が身近にいるなど地域における助け合い、支え合いの機能が当たり前のように存在した時代がありました。これが少子化、超高齢化、人口減少の急速な進展のため、この機能が徐々に低下してきているといえます。このような状況を変革するため、国は地域共生社会の実現に向けた様々な施策を実施しています。本ゼミでは、地域共生社会実現の障壁となっている社会福祉の諸問題に関して研究しています。学生自らが主体的に関心を向け、問題意識を明確化し、調査、考察、結論に結びつけられるように支援しています。

<ゼミの研究内容例>

  • 新型コロナウイルスの影響と孤独死問題に関する研究
  • 外国人支援と多文化ソーシャルワークに関する研究
  • ベーシックインカムがもたらす我々の生活の変化に関する研究

渡辺ゼミ
児童虐待やDVなどの家庭福祉に関する研究

渡辺 恵講師写真

渡辺 恵
Megumi Watanabe
講師

私たちの生活する社会は様々な福祉課題を抱えています。DVや児童虐待が増えていること、子どもの7人に1人が貧困の状態にあること、ひとり親家庭は子どもの養育や収入、住居などの面で様々な困難に直面しています。困っているひと自身は声を上げにくいけれど、実はとても深刻で放っておけない問題がたくさんあります。ソーシャルワークは、これからの福祉課題の実態とその背景要因などを的確に捉え、個々の真のニーズに応じた最も効果的な支援を行うものです。本ゼミでは、自治体の協力を得て、現場のソーシャルワーカーが家庭の福祉に関する問題への取り組みのあり方を研究しています。

<ゼミの研究内容例>

  • 母子生活支援施設の専門性に関する研究
  • 自治体の相談援助職に関する研究
  • DV被害者の自己決定支援に関する研究

渡邉 敏文ゼミ
地域保健福祉と住民参加活動に関する研究

渡邉 敏文教授写真

渡邉 敏文
Toshifumi Watanabe
教授

人は誰でも地域において健康で安心・安全に暮らしたいと思っています。そのためには、地域で解決していかなければならないことが多くあります。本ゼミでは、地域活性化を目的に、行政機関や社会福祉協議会、関係団体などと連携しながら、地域で行われているサロン活動・見守り活動などの様々な住民参加活動に関わることや、水俣病の患者様の支援などを通して調査・研究し、答えを探していきます。これらの研究で得ることは、人の生活に直接結びつくことから、大変やりがいがあり、卒業後の進路に必要な社会福祉専門職としての理論・実践を兼ね備えた力を身につけることができます。

<ゼミの研究内容例>

  • 新潟水俣病の地域における差別と生活に関する研究
  • 地域で支える認知症高齢者の生活に関する研究
  • 限界集落の現状と対策に関する研究

原口ゼミ
精神障害者との共生と協働に関する研究

原口 彩子講師写真

原口 彩子
Ayako Haraguchi
准教授

人はだれでも望まない病気や障害、老いに苦しむ時があります。完全に治ることのない心の病を得て「どう生きるか」、「いかに笑って楽しい人生とするか」を考えながら日々暮らしている人たちのそばにいると、不思議と心が和み、心から尊敬する気持ちが沸いてきます。本ゼミでは、地域で活き活きと暮らす精神障害者との交流を通して、「心の病とは」、「その支援とは」を理解すると同時に、彼らとともに生きる素晴らしさを発見し、対等な出会い、共生の精神を身につけていきます。福祉の専門家である前に、一人の人間として人と向き合えることを目指しています。

<ゼミの研究内容例>

  • Xジェンダーから考える性的違和感の要因に関する研究
  • オープンダイアローグから探るこれからの精神科医療体制に関する研究
  • スクールソーシャルワーカーの専門的対応の分析に関する研究

松本ゼミ
精神保健福祉領域の心理的支援に関する研究

松本 京介准教授写真

松本 京介
Kyosuke Matsumoto
准教授

本ゼミでは、精神保健福祉領域における諸問題をめぐる心理的支援のあり方について研究を行っています。一般的に理解されにくい「こころの病い」とされる現象を人間関係の中でも理解していくことを目指しています。ゼミ活動では、各自が「こころの健康」をめぐる課題や精神科臨床における現代的なテーマを取り上げ研究を行います。例えば「発達障害」をはじめ性格の特徴によって本人やまわりが苦しむ「パーソナリティ障害」や、思い出したくもない記憶が突然吹き出して苦しむ「PTSD」などを研究テーマとし、ゼミ生は議論を交わしながら理解を深めています。

<ゼミの研究内容例>

  • 大学生における基本的信頼感と死生観および死に対する態度に関する研究
  • 境界性パーソナリティ障がいとデイケアにおける支援に関する研究
  • 災害のトラウマと子どもへの支援に関する研究