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【義肢装具自立支援学科】ドイツ研修実施報告

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2012年9月15日(土)~20日(木)の約1週間、義肢装具自立支援学科では、ドイツにて海外研修を実施致しました。
本研修の目的は、世界をリードするドイツの義肢装具会社や大学病院内に併設された義肢装具製作施設、さらにはゲッティンゲン大学の義肢装具科にてドイツの義肢装具の現状を学ぶことです。参加者は在学生5名、教員2名の計7名です。

まずはドイツに本社を置く総合福祉機器メーカーであるオットーボック社を訪問し、世界中で使用されている同社製品の製造の様子や梱包・発送の様子を見学、また同社内にある展示場の見学させていただきました。続けて、オットーボック社が直営するワークショップと研究施設(GESUNDHEITSZENTRUN)を訪問させていただき、3次元動作解析装置(VICON)の説明をしていただきました。
また、ドイツで初めてできた4年制の義肢装具学士コースGöttingen大学のOrtobionik科を訪問し、教授や学生の方々と、お互いの大学の情報交換をするなど交流させていただきました。
さらに、ドイツの民間義肢装具会社であるJüttner社では、Jüttner社の歴史やドイツの業務形態、患者様が使用している義肢や装具などの細かい部分について学ばせていただき、ハイデルベルグにある大学病院の義肢装具部門では、ドクターが診察している様子や理学療法士がリハビリをしている様子、さらには実際の患者様の歩行分析を行っている様子などを見学させていただくなど多くの学びが得られた研修となりました。

本研修において、ドイツの最新の義肢装具を見学できたことは在学生・教職員にとっても大変有意義なものとなりました。案内をしていただいた研修先の皆様には大変お世話になりました。どの訪問先でも歓迎していただき、非常に内容の深い交流ができたことに参加者一同、大変感激致しました。

海外研修の経験を生かし国際的なコミュニケーションの取り方や、海外の義肢装具への興味や関心をより深め、世界的に活躍できるように今後も研鑽して参ります。

>>義肢装具自立支援学科の詳細はこちら
http://www.nuhw.ac.jp/faculty/medical/at/index.html

>>義肢装具自立支援学科ブログ「ギッシリ放送局」はこちら
http://nuhw.blog-niigata.net/at/

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