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【国際交流】国際協力機構(JICA)生活習慣病予防研修・第3週目実施報告

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本学では、独立行政法人国際協力機構(JICA)の要請を受け、10月18日(木)~11月16日(金)に渡り、フィジー・マーシャル・バヌアツ・キリバス・ツバル・パラオの6カ国から7名の研修員を受け入れ、生活習慣病予防に関する研修を実施致しました。

3週目のプログラムでは、実践的な生活習慣病予防介入法とその指導方法を学習するため、健康栄養学科・健康スポーツ学科・看護学科の教員による講義と実習が行われました。
具体的には、WTOキット(血糖測定器、血圧計、メジャー等)の正しい使用方法と診断方法や保健指導の方法について学んだ他、効果的な運動教育・栄養教育・禁煙教育方法について研修が行われました。10月29日の運動教育実習では、健康スポーツ学科の在学生とともにレクリエーション・運動・ダンスについて実習が行われた他、11月8日に行われた栄養教育実習では、各国の代表的な日常食料理バイキングを通して1食分の適量を把握するための教育法について学び、健康栄養学科の学生とともに研修員それぞれが各国の料理を作成しました。

11月1日には篠田新潟市長への表敬訪問が行われた他、11月4日に行われた新潟市内観光では、北方文化博物館、今代司酒造見学等が行われ、新潟の酒や文化について体験していただきました。その他国際交流委員会主催の『プルリリンガル・ランチ』に研修員を招き、学生との交流会が2日間に渡って行われました。健康スポーツ学科学生の協力のもと、日本の遊び「だるまさんがころんだ」の体験、茶道部学生協力のもと茶道体験が行われ、日本の文化についても理解を深めてもらいました。研修内外で学生との交流を多く持つ機会となりました。

■研修期間
10月18日(木)~11月16日(金)

■対象国・人数
フィジー・マーシャル・バヌアツ・キリバス、ツバル、パラオより計7名

■研修目的
地域医療保健サービスに関わる看護職者が、生活習慣病予防のための知識や技術を獲得し、自国の実情に合った予防対策計画を立案し、関係者に普及する。

■研修内容
1)自国や大洋州地域における問題点とその対応策の動向を説明することが出来る。
2)日本における生活習慣病の現状・対策とその効果について理解を深める。
3)日本における実践的な予防介入法とその指導方法を学習する。
4)自国の生活習慣病予防プログラムと教材を作成する。
5)作成したプログラムのモニタリングと評価の計画を作成し、各自の取組みに位置づける。

<写真上から>
1)運動教育実習の様子
2)栄養教育実習調理の様子
3)栄養教育実習会食の様子
4)茶道部学生との交流会の様子

>>本学の国際交流に関する詳細はこちら
http://www.nuhw.ac.jp/international/index.html

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