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【運動機能医科学研究所】理学療法学分野・宮口翔太さんらの論文が神経生理学分野の海外雑誌「Brain Research」に掲載されました。

大学院・理学療法学分野修士課程2年の宮口翔太さんらの研究論文が、神経生理学分野の海外雑誌であるBrain Researchに掲載が決定しました。

宮口さんは本学科8期生で学部終了後すぐに大学院へ進学し、大西秀明先生の研究室に入りました。近年、脳の可塑的な変化を生じさせ、臨床場面でも注目されている「経頭蓋直流電流刺激装置(tDCS)」を用いて研究を行っており、今回そのtDCSを使った研究が掲載されることになりました。

以下に研究要旨を記載いたします。
Shota Miyaguchi, Hideaki Onishi, Sho Kojima, Kazuhiro Sugawara, Atsuhiro Tsubaki, Hikari Kirimoto, Hiroyuki Tamaki, Noriaki Yamamoto
「Corticomotor excitability induced by anodal transcranial direct current stimulation with and without nonexhaustive movement」
Brain Research. 2013 (in press)

要旨:
本研究は、経頭蓋直流電流刺激(tDCS)介入中の運動課題が皮質脊髄路の興奮性に与える影響を明らかにすることを目的とした。実験条件は,1)運動野へのanodal tDCS(2mA,10min)条件(tDCS条件),2)随意運動条件(active条件),3)他動運動条件(passive条件),4)anodal tDCS介入中の随意運動条件(tDCS + active条件),5)anodal tDCS介入中の他動運動条件(tDCS + passive条件)の5条件とした。その結果、tDCS条件では課題後の運動誘発電位(MEP)振幅の有意な増大が認められた。しかしactive条件、passive条件、tDCS + active条件では課題後のMEP振幅の有意な減少が認められた。またtDCS + passive条件ではMEP振幅に変化は認められなかった。本研究によりanodal tDCSは随意運動後のpost exercise depressionを減弱せず、他動運動後のMEP振幅の低下を減弱することが明らかとなった。またtDCSの効果は刺激中の皮質の興奮性に依存することが示されました。
運動医科学機能研究所では、今後も最先端の研究を続けて参ります。

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