TOPICS

9月13日(金)学科を超えてチーム医療を実践的に学ぶ「連携総合ゼミ」発表会を開催!

画像1画像2画像3画像4

本学では開学以来、「QOL(生活の質)の向上」には保健・医療・福祉・スポーツの連携が不可欠であると考え、「チーム医療」「チームアプローチ」を実践するために必要なスキルの獲得に向けた独自の教育を推進しています。

その中のひとつ『連携総合ゼミ』について、9月13日(金)に発表会を実施いたしました。

連携総合ゼミでは、大学より提供される具体的な仮想症例について、関連する学科の学生が混成のチームを形成し、その総合的支援策について調査・検討を行います。また、提供される事例テーマ(仮想症例)は実際の患者様やご家族の協力を得て作成されるものも多く、参加する学生らは、より実践に近い状況でチーム医療・チームアプローチを学ぶことができます。

本年度の連携総合ゼミは、9月9日(月)~ 13日(金)の期間で実施され、一部学科を除く4年生計68名の学生が参加しました。参加学生らは、10の事例テーマについてそれぞれのチームに分かれ、具体的な支援策を調査・検討し、9月13日(金)の発表会の場でプレゼンテーションを行いました。
さらに今回の総合ゼミでは、昨年度に続き、他大学の学生参加を受け入れ、新潟薬科大学、日本歯科大学新潟短期大学の学生13名が本学の学生と共にチームの一員としてその学びに加わることになっています。

また、昨年に続き、本学が学術提携を結んでいますフィリピンのアンヘレス大学との共同研究も実施しており、本学の学びの特色と国際交流を兼ねた活動となっております。


《事例テーマ》
■脳性まひ(疑い)児と育児不安をもつ母親への成長・発達支援
■児童虐待(ネグレクト)に伴う精神発達遅滞児への成長・発達支援
■中高年者のメタボリックシンドロームの改善(健康系)
■筋萎縮性側索硬化症(ALS)ケースの在宅療養実現への支援
■私も町のような人になりたい(精神科領域)
■大阪市における小学生虐待死事例の検証
■切迫早産・妊娠高血圧症候群で入院が必要になった妊婦への援助
■開発途上国における村のヘルスケアと障害のある人たちへのリハビリテーション
■高齢者糖尿病合併症の支援策
■発達障害児の特別支援教育における外部専門家との協力

■参加した学生のコメント
理学療法学科 4年 岡田悠子
発表テーマ・・・「脳性まひ(疑い)児と育児不安をもつ母親への成長・発達支援」
「今回、総合ゼミに参加したことで、自分の専門職の理解が高まり、同時に各職種への関心が深まりました。多職種で連携をして、様々な立場から介入プランの検討をすることで、より質の高い医療を提供することができるのだと実感しました。」

看護学科 4年 飯沼佑佳子
発表テーマ・・・「児童虐待(ネグレクト)に伴う精神発達遅滞児への成長・発達支援」
「連携総合ゼミを通して、他職種の役割を理解し、各専門的な視点からの支援策を共有することは、対象者によりよい支援を行うためには大切なことだと感じました。また他職種と連携する重要性を強く実感するとともに、チーム医療を実践的に学ぶことができました」

本学独自の教育、連携教育の詳細はこちら>>
http://www.nuhw.ac.jp/feature/collaboration.html

ゲームで体感できる、チーム医療ページはこちら>>
http://www.nuhw.ac.jp/cooperation/

画像1画像2画像3画像4

このページのトップへ