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【大学院】理学療法学分野修士2年の萩原康雄さんの研究論文が、海外雑誌『International Journal of Palaeopathology』に掲載が決定しました。

大学院理学療法学分野修士2年の萩原康雄さん(研究室:奈良 貴史教授)の研究論文が、海外雑誌である『International Journal of Palaeopathology』に掲載が決定しました。
萩原さんは理学療法士として臨床で活躍後、2013年度から人の骨についての研究を理学療法分野の奈良貴教授のもとで研究を行っています。

以下に論文の要約を記載します。
Severe Erosive Polyarthritis in a Human Skeleton Dated to the Early Modern Period of Japan
Yasuo Hagihara, Takashi Nara, Takao Suzuki
International Journal of Palaeopathology (in press)

出土人骨に骨折痕や病変を認めることは多く、その原因を求めることは疾患の歴史や、過去の社会での障害者のあり方などを求めるのに非常に重要です。
本研究は青森県田向遺跡の近世農村集落から出土した、重篤な多発性関節炎病変を呈した人骨の疾患について、主に肉眼観察的所見、CTによる画像診断に基づいて疾患の鑑別を行った症例報告となります。
結果として本例は、乾癬性関節炎、関節リウマチ、ハンセン氏病のいずれかであり、なかでも乾癬性関節炎の可能性が最も高いこと、いずれとしてもムチランス型の関節炎を呈していた可能性が高いことが明らかとなりました。
一部の骨の欠損やそれぞれの疾患の特徴が混在していたために最終的な鑑別には至りませんでしたが、過去に報告された症例と比較しても非常に重篤な症状を呈していること、アジア圏から多発性関節炎を呈した古人骨の報告は未だ非常に少ないことを考慮すると、非常に貴重な症例となります。

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