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【大学院・運動機能医科学研究所】大学院博士後期課程・小島翔さんの研究論文が海外雑誌に掲載決定!

大学院博士後期過程医療福祉学専攻3年で理学療法学科7期生の小島翔さん(大西研究室)の研究論文が、海外雑誌であるNeuroReport誌に掲載が決定しました。
小島翔さんは修士課程で1編、博士後期課程では2編の論文が海外雑誌に掲載されており、非常に精力的に研究に取り組んでいます。

博士後期課程では、東京の病院に勤務しながらの研究活動であり大変苦労をしていると思いますが、非常に素晴らしい研究成果を挙げており、他の大学院生にとって非常に良い刺激になっています。

以下に研究概要を記載いたします。
Sho Kojima, Hideaki Onishi, Shota Miyaguchi, Shinichi Kotan, Kazuhiro Sugawara, Hikari Kirimoto, Hiroyuki Tamaki
「Effects of cathodal transcranial direct current stimulation to primary somatosensory cortex on short-latency afferent inhibition」

【目的】陰極経頭蓋直流電流刺激(transcranial direct current stimulation; tDCS)は一過性に大脳皮質の興奮性を抑制することが可能である。本研究の目的は、一次体性感覚野(S1)への陰極tDCSが短潜時求心性抑制(short-interval afferent inhibition; SAI)に及ぼす影響を明らかにすることとした。
【方法】対象は健常成人13名であった。陰極tDCSは一次体性感覚野を対象に1mAの強度で15分間実施した。SAI記録時に用いた電気刺激は、右示指先端を対象としring電極を用いて行った。なお、刺激強度は感覚閾値の3倍とした。運動誘発電位(motor evoked potential; MEP)は左一次運動野を対象とした経頭蓋磁気刺激(transcranial magnetic stimulation; TMS)による反応を右第一背側骨間筋より記録した。TMSの刺激強度は安静時に1mVのMEPが誘発される最小強度とした。MEPの記録条件は、TMSのみ条件(single)および電気刺激の40ms後にTMSを実施する条件(SAI)とし、tDCS前(pre)、tDCS直後(immediately)、tDCS終了15分後(post-15 min)に記録を行った。
【結果】tDCS前後のすべての記録条件(pre, immediately, post-15 min)においてsingleに比べSAI条件時でMEP振幅値が有意に減弱した(SAIが認められた)(p < 0.01)。さらに、post-15 min ではSAIによるMEP減少率が小さくなった(脱抑制)(p < 0.05)。
【結論】S1への陰極tDCSはSAIによる抑制作用を減弱させることが明らかになった。

>>大学院 博士後期課程の詳細はこちら
http://www.nuhw.ac.jp/grad/field/doctor/major.html

>>理学療法学科の詳細はこちら
http://www.nuhw.ac.jp/faculty/medical/pt/

>>運動機能医科学研究所の詳細はこちら
http://www.ihmms.jp/

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