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【視機能科学科】視覚障害学習支援 ~夏の会~ 開催

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2016年7月17日(日)に、視覚障害学習支援~夏の会~を開催しました。この会は、新潟県内の視覚に障害をもつお子さんの充実した学校生活を支援することを目的として始めたもので、今年で3年目です。

今回は当事者、保護者、弱視学級の先生、盲学校の先生、学生サポーター、総勢25名が第8研究・実習棟2階の視機能科学科実習室に集いました。

学習支援の内容は以下の通りです。

●ITサポートに関して
パソコンのこと、iPadのこと、マルチメディアデイジー教科書のこと 
●大学3年生のMさん(視覚障害当時者)による講演 (写真1)
大学生になるまでの道のり、これまでに受けてきた支援について
視覚障害について自分なりの工夫、両親の対応、今現在の大学生活
●視機能評価・視覚発達検査 (写真2)
視力検査、読書検査、ペグ差し、紐とおし、近見視写テスト など
●拡大読書器の活用
どんな学習に使えるか、効率よい使い方の確認
●交流会
それぞれの学校での様子、支援内容の情報交換
●お絵描き体験 (写真3、4、5)
光るクレヨンで絵を描き、ブラックライトの部屋(スヌーズレンルーム)で観察

3名の学生サポーターが初めてお子さんの視力を測定しました。初めは緊張していましたが、すぐに和やかな雰囲気になり、上手な言葉かけで検査が進みました。

視力検査の後は、光るクレヨンを使って、子どもたちとお話ししながら絵を描きました。ブラックライトの部屋へ描いた絵を持っていくと、なんと! 絵が浮かび上がってきました。見ることが楽しくなるお絵描き体験でした。

以下、サポーターとして活躍した学生の感想です。

子供達との交流、視力検査を通しコミュニケーションの取り方、小児に対する検査の仕方が学べて有意義な一日でした。この経験を、これから始まる臨床実習にも活かしていきたいです。 

大学3年生のMさんの「自分の見え方は自分にしか分からない、だから自分から必要な支援を求める」というお話しから、自分から声を挙げることで、選択肢を広げていくことが出来ると強く感じた言葉でした。私はそんな声に少しでも応えることの出来る視能訓練士なりたいと感じました。

視機能科学科では視覚に障害をもつ方々のQOL(Quality of Life)を意識した「温かい眼」をもつ視能訓練士を育成しています。

<写真上から>
[写真1] 大学生のMさんの講演は、視覚に障害をもつ自身を客観的にみつめてお話しされていました。
[写真2] 教育的視機能評価の一例をいくつか紹介しました。
[写真3] 最近発売された光るクレヨンはお絵描きが楽しくなります。
[写真4] 子どもと学生サポーターが1対1でお絵描き指導しました。
[写真5] スヌーズレンルームでは、リラックスして絵を鑑賞できます。光るクレヨンで描いた絵も浮かび上がって見え、楽しく鑑賞できました。

>>視機能科学科の詳細はこちら
http://www.nuhw.ac.jp/faculty/medical/ort/

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