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【社会福祉学科】松本京介准教授らが編集・執筆した著書『青年期精神療法入門』が刊行されました。

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社会福祉学科の松本京介准教授らが編集・執筆した著書『青年期精神療法入門』が日本評論社より刊行されました。概要は以下の通りです。

概要:
本著書は、馬場謙一先生から研究指導や臨床指導を受けた臨床心理士を中心とした執筆者たちによる青年期精神療法についての論考をまとめたものです。
松本は、「まなざしをめぐる自己形成と青年の身体化」を担当し、まなざしと自己形成における先行研究(ラカン、ウィニコット、サルトル、メルロ=ポンティ)についてまとめ、まなざしをめぐる青年の危機の表現としての身体化として、金縛り体験を取り上げ、体験者の語りを検討し、その回復過程(①危機→②身体化→③アクション→④回復)について考察しました。そして、青年の身体化に対する心理的支援のポイントとして、青年のこころとからだの疎通性を回復させていくことが大切であり、そのために、身体化を単なる身体症状としてのみ捉えるのではなく、身体化はこころの葛藤の表現形態の1つであり、それをメッセージとして捉え、青年と一緒に確かめあいながら、メッセージの意味をていねいに読み解いていくことが必要であることを指摘しました。さらに、そのような支援を提供するためにも、青年が安心できるような支援の環境づくりの重要性について考察しました。

本稿によって、青年の身体化についての理解が深まり、支援に向けての一助につながることを期待しています。

>>社会福祉学科の詳細はこちら
http://www.nuhw.ac.jp/faculty/welfare/sw/

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