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【理学療法学科】高林知也助教の研究論文が国際誌『Journal of Foot and Ankle Research』に受理されました!

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理学療法学科の高林知也助教(理学療法学科、バイオメカニクスLab、運動機能医科学研究所所属)の研究論文が国際誌『Journal of Foot and Ankle Research』に受理されました。先日の国際誌採択に続く、おめでたいニュースです!高林先生の研究は歩行やランニング時の足の動きにしており、この研究では新しい解析方法により足部の協調性について調査を行い、中足部が重要であることを示しました。研究の詳細と高林先生からのコメントは以下の通りです。

研究結果:
歩行の中足部の動きもランニングと同様に後足部と前足部よりも重要であることを解明!
-Dynamical system approachにおけるmodified vector coding techniqueを用いて-


研究内容の概要:
これまで、運動連鎖を評価するために相互相関関数(高林ら,2015;Takabayashi et al, 2016)が多く用いられていましたが、時系列毎で運動連鎖を評価できないという問題点がありました。そこで、我々はランニング中における後足部、中足部、前足部間の協調性パターンを定量化し、中足部の動きが重要であることを明らかにしてきました(Takabayashi et al, 2016)。本研究では歩行に着目すると同時に新たな協調性パターンでの分類を用いて、後足部、中足部、前足部間の協調性パターンを定量化することを試みました。その結果、歩行においても中足部の動きが重要であることを明らかにしました(Takabayashi et al, 2017)。本研究は「Journal of Foot and Ankle Research」に掲載予定です。

高林先生からのコメント:
本研究は、運動連鎖ではわからない各セグメントの運動量を新たな協調性パターンで分類し、歩行の立脚初期における中足部は後足部と前足部よりも大きな運動量で回内することを明らかにしました。我々のこれまでの研究結果を踏まえると、中足部はランニングや歩行で非常に重要な役割を担っていることが明らかになり、足部障害の予防や治療展開への基礎的知見になることが期待できると考えています。

本研究成果のポイント:
①先行研究(Takabayashi et al, 2016)の問題を踏まえ新たな協調性パターンを用いた点
【図1】http://www.nuhw.ac.jp/topics/news/20170928-1.pdf (72.9KB)

②立脚初期においてin-phase with distal dominancy(中足部は後足部より回内の動きが優位)の割合が多かった点
【図2】http://www.nuhw.ac.jp/topics/news/20170928-2.pdf (62.5KB)

原著論文情報
Takabayashi T, Edama M, Nakamura E, Yokoyama E, Kanaya C, Kubo M. Coordination among the rearfoot, midfoot, and forefoot segments during walking. Journal of Foot and Ankle Research. 2017.

>>運動機能医科学研究所の詳細はこちら
http://www.ihmms.jp/

>>理学療法学科の詳細はこちら
http://www.nuhw.ac.jp/faculty/medical/pt/

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