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12月1日(月)「連携教育ミニシンポジウム」開催報告

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12月1日(月)本学キャンパスにて「連携教育ミニシンポジウム」が開催されました。

本シンポジウムは、本学が開学以来取り組んできた「連携教育」について、より研鑽を深めることを目的として開催され、英国より、連携教育の第一人者であるHelena Low先生をお招きし特別講演が行われました。

Helena Low先生は、英国のCentre for the Advancement of Interprofessional Education(CAIPE)(英国専門職連携教育推進センター)の副議長を務められ、英国の連携教育の指導的立場として世界各地で講演や研修を行っています。

また、11月29日(土)~30日(日)に本学高橋栄明学長を学会長として、埼玉県立大学にて実施された「日本保健医療福祉連携教育学会第1回学術集会」でも特別講演をお願いしており、本学の連携教育推進のために多大なる協力を頂いています。

本学高橋学長の挨拶で幕を開けたシンポジウムでは、本学の連携教育の取り組みや、カリキュラムについて報告された後、Helena Low先生(CAIPE)による特別講演「英国の連携教育の現状:効果的な連携学習の鍵、ファシリテーション」が行われました。

講演では、連携学習を促進するための原理に焦点をあて、連携教育の原則や、指導教員に求められる技能、また連携教育の現場においてもチームワークが重要な鍵となることなどについてお話いただき、またLow先生は、「連携教育の教授者は、職種間の『違い』を認識し、それに対処して協同学習を促進する技能を身につけなければならず、それぞれの職種には特有の学習スタイル、考え方、力関係の捉え方があり、まずそれを認め合い、衝突を乗り越えて協同できるようにしていかなければならない」と強調され、連携教育の推進には、教員の指導力の向上が不可欠であるとを語られました。

Low先生の講演は、聴衆の反応に常に配慮しながら、終始和やかな雰囲気で行われ、また聴衆からの意見も活発に出されるなど、大変実り多いシンポジウムとなりました。

本学では開学以来、連携教育推進に向け様々な取り組みを行ってまいりました。また2009年度からはカリキュラムの見直しを図り、更に充実した連携教育の仕組みが策定されています。これからも、保健・医療・福祉の総合大学として連携教育の更なる推進に向け、積極的に取り組んでまいります。

■本学の連携教育への取り組みはこちら
http://www.nuhw.ac.jp/guide/cooperation.html

■The UK Centre for the Advancement of Interprofessional Education(CAIPE)のHPはこちら
http://www.caipe.org.uk/

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