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【理学療法学科】フィリピンへの研修旅行の報告

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理学療法学科ではアジアにおける国際交流事業として、フィリピンへの研修旅行を行いました。

2月14日~21日までの約1週間行われた今回の研修には、理学療法学科の学生6名(2年生1名、3年生5名)と引率教員3名、さらに学生らと同年代で車いすを使用している友人とそのご家族の方など、総勢11名が参加しました。

研修では、障害のある人が主体となって運営している自立支援施設や、理学療法士の養成大学で首都圏に位置するサントトーマス大学と、地方に位置するアンヘレス大学の2箇所を訪問し、障害のある人たちや子どもたち、理学療法士を目指して勉強している現地の学生たちと様々な交流を持つことができました。

自立支援施設では、在宅訪問活動に参加させていただき、経済的に豊かでない家庭で障害のある子どもの暮らす家を一緒に訪れさせてもらいました。貧困と障害の二重苦という運命を背負った人たちに対して、地域に根ざしたリハビリテーション(CBR)は彼らの「命の輝き」を守るための重要な活動でもあることを学ぶことができました。

しかし、こうした活動も必ずしも障害のある全ての子どもを救えるものではなく、貧困という大きな壁が、家庭にとって、特に障害のある子どもにとって脅威であることは確かであると感じました。

こうした現実を目の当たりにし、その現実を受け入れることは、参加した学生にとって、今後の勉強への意欲や将来の進む道に、大きな影響を与える貴重な経験になったと思います。

大学との交流では、歌あり踊りありのとても和やかな雰囲気で行われました。フィリピンの人たちのもてなしぶりは、おやつの量の多さとともに、皆の印象に強く残りました。フィリピンの学生はとても勉強熱心で、卒業後は米国など海外での仕事を目指す人がほとんどとのことです。日本の大学のように高額な実験機器はないようでしたが、基礎的な理学療法の技術をしっかりと身につけているようでした。

また、今回の研修では国際交流という目的とは別に、障害のある友だちとの海外旅行へのチャレンジという目的を持って出かけました。車いすからバスへの乗り移りなど、1週間で百回以上の介助を学生たちで役割分担して行い、寝食をともにして友情を深めたようです。障害のある人たちに対して、心の中に「垣根」があるかぎり、彼らをサポートしたいという気持ちがあってもその行為は「押し付け」になってしまうかもしれません。学生たちは今回の研修を通してそれを乗り越えたようで、このことは教員にとっても新鮮な驚きで、同時に、学生たちが日々成長していく姿に、今回のチャレンジの成功を確信することができました。

理学療法学科では、今回の研修を機会に、今後もフィリピンの人たちや他の国の人たちとのネットワークを広げていきたいと考えます。

<写真上から>
・障害のある子どもたちと一緒に折り紙
・在学訪問活動に参加した学生たち
・サントトーマス大学のPTの授業を見学
・乳児院で臨床実習中のサントトーマス大学の学生たちと
・アンへレス大学のPTの授業を見学

理学療法学科の詳細はこちら
>>http://www.nuhw.ac.jp/dept/medical/pt

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