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【国際交流】音楽療法に関する国際ミニシンポジウムの実施報告

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10月22日(木)、本学キャンパスにて「音楽療法に関する国際ミニシンポジウム」が開催されました。

音楽療法とは、音楽を聴いたり演奏したりする際の生理的・心理的な効果を応用して、心身の健康の回復、向上をはかる行為で、健康な方や病気を患われている方など様々な健康レベルの方に、保健・医療・福祉・教育の現場で幅広い現場で実践されています。また近年、日本でもその重要性が認知され、様々な現場で実践されているほか、介護予防の面からも注目されています。

今回の国際ミニシンポジウムは、本学と交流のあるアメリカ音楽療法協会認定音楽療法士・サリー音楽療法センター所長のアラン・ウィッテンバーグ先生をお招きし、講演や実技を通して音楽療法への理解を深め、発展させることを目的に開催されました。

シンポジウム当日は、本学の看護学科の4年生が、それぞれ経験した音楽療法について、英語と日本語によるレポート発表を行いました。発表では「患者の心が開かれていくことを感じた」「高齢者の表情が明るくなり、周囲の刺激に対して反応性が良くなることを感じた」など、学生らが感じた音楽療法の効果やその必要性が語られ、発表者はもちろん、参加者も真剣に発表に聞き入っておりました。

その後、アラン先生から、現在アメリカには17の大学に音楽療法のコースがあり4,000~5,000人の学生が学んでいる現状や、音楽療法の歴史について分かり易く講演をしていただき、さらに参加者を被験者とした実技も披露していただきました。

今回のシンポジウムを通して、参加者らは音楽療法のもつ大きな可能性を感じ取ることができ、非常に有意義な機会となったようです。

シンポジウム終了後、学生からは「リズム・メロディー・ハーモニーが患者との心の架け橋になることが分かった」「ピアノ伴奏がある時とない時では、トーンチャイムを鳴らす際の感覚・気持ちに変化が生じることを実感できた」などの感想が出て、またアラン先生からは「音楽療法は失語、吃音などにも応用できる」「今後、日本はアメリカの真似をしなくても日本独自の文化を取り入れたやり方で音楽療法を発展させた方が良い」などのアドバイスをいただきました。

本学では今後もこうした交流を積極的に行い、保健・医療・福祉の現場で行われている様々な活動について知見を深め、QOL向上に貢献できる人材育成に努めてまいります。

【看護学科生による発表テーマ】

・認知症高齢者への音楽活動を経験して
・グループセッションでの個別性と音楽活動の継続の必要性
・障害を持った子供に対する個人セッションに参加して考えたこと
・子供の集団音楽療法に参加して

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