TOPICS

【看護学科】5月14日(土)「看護の日」記念講演会を開催致しました。

画像1画像2画像3

5月14日(土)、本学キャンパスにて看護学科主催による「看護の日」記念講演会が開催されました。

「看護の日」とは、フロレンス・ナイチンゲールの誕生日である5月12日を記念し制定されたもので、全国の看護系の協会や大学・専門学校では、5月12日前後に様々な記念イベントが開催されています。

今年で6回目を迎える今回の記念講演会では、学生の希望が多かった「小児看護学分野」から、現在、独立行政法人国立成育医療研究センター医療連携室副看護師長、小児専門看護師の西海真理様をお招きして、「生育医療と小児看護」というテーマでご講演を頂きました。

専門看護師とは、「複雑で解決することが難しい問題を持つ個人や家庭、集団に対して、高い水準の看護ケアの技術や知識を持って接する専門的な看護師」のことです。対象分野としては、「がん看護」「精神看護」「地域看護」「小児看護」など全10分野と多岐に渡ります。

小児専門看護師の西海真理さんは病院内における実践はもとより、スタッフの実践・教育・研究指導や相談、患者・家族とスタッフ間の倫理調整、スタッフ間の葛藤の調整、そして多職種との連携・調整を日々行なっておられます。

当日は、本学看護学科の学生・教員のほか、実習病院からも多くの参加があり、講演では、現在、日本における看護師が置かれている現状、また看護師が社会から期待されていることは何か、その他日々の仕事内容についてご説明をいただきました。また、小児看護分野は、単に病児の病気を診るのではなく、その子どもの成長・発達の視点を持って看護を行なうことが重要で、そのための理論活用の大切さについて事例を挙げながら分かりやすくお話いただきました。同時に保護者と歩調を合わせていくこと、子どもが通学している学校との連携等、社会資源を活用する力を持つことの必要性などについてもお話いただきました。

西海さんは、小児専門看護師として、日々、多忙な状況下にありながらも、楽しそうに看護をされている姿が眼に浮かぶような講演内容でした。

>>新潟医療福祉大学修士課程 健康科学専攻 看護学分野の詳細はこちら
http://www.nuhw.ac.jp/grad/master/nursing.html

>>看護学科の詳細はこちら
http://www.nuhw.ac.jp/faculty/health/nr/index.html

>>看護学科の“今”を伝える「ひよっこナース放送局」はこちら
http://nuhw.blog-niigata.net/nr/

画像1画像2画像3

このページのトップへ