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【大学院】平成24年度より修士課程看護学分野で「慢性病看護学」科目の新規開講を予定しています。

修士課程看護学分野では、平成24年度より新たに慢性病看護学関連の科目開講を予定しています。

看護学分野では既に、CNS(専門看護師:がん看護)科目を設置し、また母子看護、看護管理、精神看護学の領域についても学ぶことのできるカリキュラム構成となっておりますが、「慢性病看護学」関連の科目を新規開講し、カリキュラムの更なる充実を図る予定です。現在、社会の変化や医療技術の進歩により慢性・長期的な健康問題を持ちながら生活する人が増えています。そのような人々への看護が必要とされており、ニーズに応えるべく、慢性・長期的な健康問題を持つ人と家族を対象とした看護学領域を予定しています。

新設科目の詳細は以下の通りです。

■「慢性病看護学特論」2単位 30時間
まずは看護の歴史上で大切とされてきた「人々の苦悩をケアする」ことを核として、慢性病・長期的な健康問題について、糖尿病、狭心症、腎不全、生活習慣病など「慢性的な経過をたどる」、「長期におよぶ健康問題」、「病とともに生きる」、「生活者」といった概念を深める。ついで慢性・長期的な病がある人とその家族の健康と健康問題を理解する諸理論・概念を学び、慢性病看護の専門性を探究したのち果たすべき役割や支援アプローチについての認識を深める。

■「慢性病看護学演習」4単位 60時間
国内外の慢性病看護領域でどのような研究が積み重ねられているか、どのような研究が必要とされているかについて、慢性病を持つ人とその家族を対象とした健康問題に関連した概念や評価指標・尺度、支援アプローチ、ケアシステム、経済効果、予防、外来相談、倫理課題などの先行研究を抄読、クリティークし、取り組むべき研究課題を明らかにする。

慢性病看護学、看護学分野に興味のある方は、ぜひお気軽に本学までお問い合わせください。

修士課程看護学分野の詳細・資料請求はこちら
http://www.nuhw.ac.jp/grad/master/nursing.html

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