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【戦略的大学連携支援事業】公開シンポジウム「日本の多職種間連携教育の確立と普及に向けて-大学協働による教育システムの開発-」を開催致しました。

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2月16日(木)、秋葉原UDXカンファレンス(東京都千代田区)にて、文部科学省「大学教育充実のための戦略的大学連携支援プログラム(以下、戦略21)『QOL向上を目指す専門職間連携教育用モジュール中心型カリキュラムの実践』の事業の一環として、公開シンポジウム「日本の多職種間連携教育の確立と普及に向けて-大学協働による教育システムの開発‐」を開催致しました。
※専門職間連携教育(Interprofessional education:以下IPE)

近年、医療の質や安全性の向上及び高度化・複雑化に伴う業務の増大に対応するため、多種多様なスタッフが各々の高い専門性を前提とし、目的と情報を共有し、業務を分担するとともに、互いに連携・補完し合い、患者の状況に的確に対応した医療を提供する「チーム医療」が様々な医療現場で実践されています。そこで本学では、全10学科の総合大学であるメリットを最大限に活かし、学科の枠を超えて学ぶ連携教育を実践するとともに、戦略21の代表校(連携校:埼玉県立大学、札幌医科大学、首都大学東京、日本社会事業大学)として専門職間連携教育を推進しております。

事業報告および実践報告として開催された今回のシンポジウムでは、まず山本正治学長よりご挨拶させていただき、その後、本学の遠藤和男教授より事業報告をさせていただき、連携校である、埼玉県立大学の大塚眞理子教授、札幌医科大学の苗代康可講師、首都大学東京の大嶋伸雄教授、日本社会事業大学の田中由紀子准教授より実践報告をしていただきました。最後に文部科学省高等教育局大学振興課 課長補佐の神宮孝治様よりご挨拶をいただき午前の部を終了致しました。

午後の部では、本学の真柄彰教授より「日本におけるIPEの確立と普及に向けて」、ノッティンガム大学のリチャード・ピット准教授より「ノッティンガム大学におけるIPEの実践」、カリフォルニア大学サンフランシスコ校IPE教育開発センター長スコット・リーブズ氏より「諸外国におけるIPEの動向」と題した講演を開催し、その後、トロント大学のサイモン・キット氏をオブザーバーにお迎えし、ディスカッションが行われ、最後に高橋榮明本学前学長よりご挨拶をさせていただき全プログラムが終了となりました。

当日は多くの方にご参加いただき、日本の多職種間連携教育の確立と普及に向けた有意義な講演、ディスカッションが行われ大変充実したシンポジウムとなりました。

本学では、今後も、保健・医療・福祉・スポーツの総合大学として、学部・学科の枠を超えた「連携教育」を推進し、チーム医療に対応した人材育成に尽力して参ります。

>>文部科学省 平成21年度戦略的大学連携支援事業の詳細はこちら
http://www.ipe.nuhw.ac.jp/

>>新潟医療福祉大学の連携教育の詳細はこちら
http://www.nuhw.ac.jp/cooperation/index.html

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