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【看護学科】5月12日(土)「看護の日」記念講演会を開催致しました。

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5月12日(土)、本学看護学科主催による「看護の日」記念講演会を開催致しました。

「看護の日」は、近代看護を築いたフローレンス・ナイチンゲールの誕生日にちなみ制定され、全国の看護系の協会や大学・専門学校では、5月12日前後に様々な記念イベントが開催されています。

今年で7回目を迎える今回の記念講演会では、“災害看護”の最前線で活躍されている国立大学法人福井大学医学部看護学科教授酒井明子先生をお招きして「地域に寄り添う災害看護~東日本大震災の体験から~」についての講演をいただき、学内・学外の方を合わせて、総勢133名の方々にご参加いただきました。

東日本大震災から一年が経ち、災害に対する意識が世界各国で高まる中、酒井先生のこれまでのご経験を通して、どのような看護が被災された方の実情(身体や精神)に合わせたサポートができるのかをお話いただきました。

会の冒頭で「3.11を境に“戦後”は終わり、“災後”がはじまる」というお話があった後、被災された方自らが撮影をしていた地震後の津波の様子が上映され、その映像には津波の恐ろしさと被害の甚大さが克明に映し出されていました。

震災後の一つの課題として、「欠援」を先生は挙げられていました。人的欠援もさることながら、「看護活動としての欠援」について触れられ「慢性疾患・感染症」の方への適切な支援とは何か、さらに「高齢者・母性・小児・精神」への支援について「その状況と支援内容」について講演いただきました。

突然訪れる災害に対して、どのようなことに備えをし、災害後どのような支援が必要か。世界的に数多く活動され、災害看護支援ネットワークを構築されている酒井先生だからこそ、お話全てに説得力があり、本学学生も大変感銘を受けている様子でした。

>>看護学科の詳細はこちら
http://www.nuhw.ac.jp/faculty/health/nr/index.html

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