私は高校時代、体調を崩した経験があります。しばらく外出ができなかったため、共働きの両親のためにお弁当や夕食を作り始めました。私が調理を始めたのはこれが最初だったため、上手くできず、悔しさの募る毎日でした。同時に、もっと上手に料理を作れるようになりたいという気持ちが大きくなっていきました。また、体調が優れず、処方薬を飲み続ける毎日にうんざりしていた私は、食事療法という言葉に強く心を惹かれました。整った食生活は、体調だけでなく気持ちも安定させる効果があると感じました。そこで、食事は健康において極めて重要性が高いと考えました。調理技術を習得したいと思ったこと、およびQOLの低下から食事の重要性を感じたことが、私がこの分野に興味を持ったきっかけです。
オープンキャンパスに参加した際、在学生が施設を案内してくれ、学科紹介や体験ブースも学生が主体となって行っていました。その学生の姿がとても素敵だと感じ、それは入学以降さらに強く感じています。毎日一緒に過ごしている同級生は皆優しく、真面目です。先輩方も優しく、自立しており、とても素敵です。本学に進学する学生には、福祉の精神が備わっているということなのだと思います。その良心的な人格を見て学ぶことのできる点が、本学で学習する最大の魅力だと思います!
本学では、生徒同士の交流を通じ、福祉の精神を学ぶことができます。国家試験に合格して、ただ管理栄養士の資格を持っているということだけであれば、どこの大学でも皆同じです。管理栄養士になった際に、その人の質を決定するのは個人の考え方や思いやりではないでしょうか?私は、本学で学習することにより、「質の良い」管理栄養士になりたいです。相手が心から満足でき、明るい気持ちになれるようなサービスを提供できるように、今後も学んでいきたいと思います。
「ダンスサークル おるんちょっ」
私が所属するダンスサークル「おるんちょっ」の現在のメンバーは、全員がダンス初心者です。ただK-POPが好きという共通点のもと集まって、憧れの曲を踊れるように練習しています。全員が初心者なので、振付を覚えるためには時間がかかり苦労します。しかし、伍桃祭(大学祭)での発表は友人や家族に喜んでもらえ、大きな達成感を味わうことができました。
入学前、私は管理栄養士という職についての知識をあまり持っていませんでした。高校生の皆さんの中にも、「管理栄養士ってどんな人?」と思っている人は多くないと思います。オープンキャンパスの学科紹介では、管理栄養士の仕事について先生方が詳しく教えてくれます。ぜひ先生方の話を聞き、興味を深めてほしいです。
私は、本学のオープンキャンパスに3度参加しました。参加する度に、管理栄養士という国家資格への理解や興味が深まりました。ですから、高校生の皆さんには、ぜひ積極的に、そしてたくさんオープンキャンパスに参加してほしいと思います。そこで得た知識や専門職に対する興味が、入学後の学習において皆さんの力になると思います。
※学生の在籍学年は2019年度在籍時のものです。