私は小学4年生の頃、急激に視力が低下しました。急に目の前がぼんやりとしか見えなくなり不安でいっぱいだった時、優しく対応してくださったのが視能訓練士の方でした。その時はこの職業を知らなかったのですが、のちに通院していた眼科のポスターで知り、自分も患者さんの不安を和らげられるような視能訓練士になりたいと思い、目指すことを決めました。
「ロービジョン医学」
この講義で、同行援護従業者という資格を取得することができます。同行援護従業者は視覚障害者に対する視覚情報の支援、移動の支援を行う職業です。病院などの医療機関には、視覚障害を持った患者さんが来院されることがたくさんあります。その際に、視覚障害を持った患者さんを検査室や診察室に誘導したり、検査の仕方についての情報提供などをしたりする際に役立ちます!
私は「基礎ゼミ」が印象に残っています。一年生は入学すると基礎ゼミというグループ活動があります。その中でゼミ対抗スポーツ大会があり、先生や先輩方も参加して行います。そのため、このスポーツ大会は一年生同士だけでなく、先生や先輩方とも交流できる場となっています。この他にも基礎ゼミでは交流の場があり、大学の環境に慣れたり、友人を作ったりできる重要な活動となっています。
視力低下や緑内障など、視覚障害が精神的に与える負担はかなり大きいです。その負担を取り除けるように知識・技術の修得はもちろん、患者さんの不安を取り除けるような心遣いができる視能訓練士になりたいです。
オープンキャンパスではぜひ、大学の先生や先輩方に質問や話をしてみてください!受験についてや学生生活のことなどを知ることができ、高校生の皆さんにとってかなり貴重な情報が得られます。皆さん優しいので気軽に話しかけてみてください!
※学生の在籍学年は2018年度在籍時のものです。