本学を選んだ理由は、全国平均を上回る国家試験合格率と高い就職率を誇っていたからです。その結果は、教職員の方々の手厚いサポートあってのものだと思います。実際に入学してみて、先生方の丁寧なご指導や学習支援センターによる苦手科目のフォローアップにとても助けられています。また、作業療法学科の先生方は、全国でも有名な各専門分野のプロフェッショナルが集まっています。実際の臨床現場の話も聞くことができて、とても貴重な経験をさせてもらっていると感じます。尊敬する先生のもとで、学びに励むことができてとても幸せです。
「基礎作業学実習」
基礎作業学実習では、陶芸や革細工・ペーパークラフトなどを仲間と協力して製作し、患者様と楽しみながらリハビリをする方法を学びます。どれも初めて経験するものばかりでしたが、先生方が一から丁寧に教えていただきました。このような活動をリハビリとして行うのも、作業療法の大きな特徴であり、魅力の一つです。作品はできあがったら持ち帰ることができるので、家族にプレゼントすることもできます。わたしは母に陶芸で作った小物入れをあげました。母の喜ぶ顔を見て、患者様にもこのように笑顔になってもらえたらいいなと思いました。机上で勉強しているだけでは得ることのできない学びや発見ができて良かったです。現場に出た時の実践力を身に着つけることができました。
本学科で、医学的な理論を学ぶのはもちろんですが、相手との関わり方・相手が何を求めているかを汲み取る能力を培っていきたいです。ただ勉強ができるだけでは、患者様にとって良い作業療法士にはなれません。患者様がリハビリを終えて、どんな自分になりたいのか、どんな社会復帰がしたいのか、きちんと理解できるようになりたいです。そのために、座学の勉強をはじめ、実習・実験に全力で取り組み、自分の中で理解を深めていきたいと思います。将来は、患者様が「この人に受け持ってもらって良かった」と少しでも感じてもらえるような作業療法士になりたいです。
オープンキャンパスでは、パンフレットを見るだけでは伝わらない、生の声を聴くことができます。わたしは高校のとき計5回参加して、先生方や学生のみなさんとの対話を通して、本学への受験を決めました。自分の中の不安や疑問をそのままにせず、解決することが大切だと思いました。また、参加すれば参加するほど、入試に有利な情報などを知ることができました。迷ったら、まず参加してみてください!絶対に、収穫はあると思います。
※学生の在籍学年は2019年度在籍時のものです。