母親が看護師で日頃から病院での出来事を聞いていたため、医療職にはもともと関心がありました。本格的に進路を決めるために医療職について調べていく中で、作業療法士という職業を知り、対象者の方の趣味活動をリハビリに活かすことができたり、より近い距離で寄り添っていくことができる点に魅力を感じ、作業療法学科への進学を決めました。
「高次脳機能障害作業療法学」
この科目では、高次脳機能という言語でのコミュニケーションや感情のコントロールなど、人間特有の機能における障害について学ぶことができ、その障害をイメージしていく中で、”人間らしさとは何か”について理解を深めることができます。
自分の考える治療を押し付けるのではなく、対象者の方の「どのようになりたいのか」という意見を優先し、治療を行うことができる作業療法士を目指したいです。そして何より、対象者の方から信頼され安心していただける関係を築くことのできる作業療法士になりたいです。
大学の雰囲気やそれぞれの学科に特色など、実際に参加してみないと分からないことがたくさんあります。さらに、自分が何に興味があり、何を学ぶびたいのかを知るきっかけになると思うので、ぜひ参加してみてください。
※学生の在籍学年は2018年度在籍時のものです。