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地域・産官学連携

地域連携(貢献)活動実績情報

2015年度の生涯学習センターの主な運営状況

1. とよさか中高年教養大学「健康長寿学」
4月 「くう・ねる・あそぶ1/3」 看護学科 高橋 智美 講師
5月 「楽しい野球のお話」 健康スポーツ学科 佐藤 和也 教授
6月 「眼の加齢現象~楽しくみよう~」 視機能科学科 石井 雅子 教授
7月 「糖尿病腎症になったら大変!」 臨床技術学科 中村 藤夫 教授
9月 「栄養不良の原因について考えてみましょう」 健康栄養学科 永井 徹 准教授
10月 「移動補助器具の使い方」 義肢装具自立支援学科 前田 雄 助教
11月 「呼吸は生命維持の根本~今、話題の肺炎や慢性閉塞性肺疾患(COPD)に気を付けよう~」 理学療法学科 松本 香好美 講師
12月 「加齢・障害による自動車運転への影響とその対策について」 作業療法学科 永井 洋一 准教授
1月 「食べる能力は老化でどう変わるか~摂食嚥下障害の基礎知識と高齢者肺炎~」 言語聴覚学科 大石 如香 助教
2月 「新潟県の保健医療福祉の課題」 医療情報管理学科 石上 和男 教授
3月 「ちょっとしたコツで楽になる在宅介護」 社会福祉学科 星 紀恵子 助教

写真:「糖尿病腎症になったら大変!」 中村 藤夫 教授 2015年7月

2. 市民大学講座(豊栄地区公民館委託事業)

この講座は、豊栄地区公民館からの委託により、個人のライフスタイルや健康観の多様化に伴い、個人個人が日々のくらしの中から年齢や体力、生活様式に応じて自分に適した正しい知識を身につけ、健康で暮らすことを学びたいという学習意欲に対応するため開講しているものです。

2015年9月に「健幸パワーで快適生活」を全講座のテーマとし、4回にわたり実施しました。1日は社会福祉学科の原口彩子講師が「ストレスコントロール~心身の健康増進のために~」、8日には看護学科の高橋智美講師が「中・高年のためのアンチエイジング~くう・ねる・あそぶ・そして…~」、15日は健康栄養学科の稲葉洋美准教授が「食生活で伸ばす!健康寿命」、最終回の29日は、健康スポーツ学科の佐藤敏郎教授が「ウォーキングのすすめ~歩くことは健康の源~」をテーマに講演しました。この講座には、テーマに関心のある区民が40名、全回受講しました。

3. 新潟医療福祉大学市民講座

2015年度新潟医療福祉大学市民講座は『健康戦略4本の矢』というテーマを掲げ、新潟市中央区の関屋地区公民館において9月19日、同区中央公民館で9月26日の2ヵ所で開催しました。本講座は、「シニア世代に向けて大学の知を発信し、健幸都市づくりのパートナーとしての役割を期待することや、新潟市に所在する保健・医療・福祉・スポーツ領域の総合大学として、市民の健幸づくりに貢献すること、健康に関する学術的な知識を提供し、市民自ら主体的かつ自律的な健幸づくりの実現に寄与すること」を目的とし、開催したものです。

講座は、4講座開講し、第1回は看護学科の袖山悦子准教授よる「他者とのつながりと心の健康」と、理学療法学科の佐藤成登志教授の「腰痛予防~少しずつコツコツ動いて元気な体づくり~」をテーマとして行いました。第2回は健康栄養学科の稲村雪子教授による「知って得する!食習慣見直しの3つのポイント」と、言語聴覚学科の今村徹教授の「認知症予防:アルツハイマー病の治療から考える」をテーマとし、和やかな雰囲気のもと開かれました。全講座合計で85名の参加者があり、市民に好評を得ました。

写真:「他者とのつながりと心の健康」 袖山 悦子 准教授 2015年9月

4. 新発田市における療育相談・療育指導

本事業の目的は、発達状況の気になる就学前の幼児とその保護者に対して適切な療育指導を提供するもので、教員の協力は2007年度から開始されました。年間8~10回程度新発田市の担当保健師・保育士・言語聴覚士らと共に5~8組の親子を対象に、毎回2時間程度感覚統合理論を利用した親子の遊び指導、保護者の子育てカウンセリング等を行うとともに、スタッフの研修(感覚統合理論による評価・指導)に対する支援も実施してきました。一昨年からは市内の全保育園・幼稚園の教職員を対象に、多動や落ち着きのなさ、集団行動からの逸脱等子どもの「問題行動」の理解と指導に関する研修の講師を務め、実効性のある対応方法を教職員が考案するようになるなど効果を上げつつあります。

5. 五泉市における療育相談・療育指導

本事業は就学前の2~5歳の幼児とその保護者を対象として、発達の遅れや偏りに対する適切な指導や子育てに関する助言を提供することを目的としており、教員の協力は2008年度から開始されました。年間10回にわたり毎回10~15組の親子を対象に、感覚統合療法を基本とする遊びや認知の発達指導や身辺自立(食事、排泄、更衣等)の指導を行ってきました。同時にこれらの児童の通園している保育園・幼稚園の担当教職員も参加し、園における「問題行動」の理解と対応に関するアドバイスも指導後のカンファレンスにおいて提供しています。スタッフは保健師・保育士と心理士から構成され、幼児検診の結果や保育園・幼稚園の教職員の所見から上がってきた情報を元に問題点を抽出し、それを解消するような取り組みを教員と協力して実施しています。

6. 新潟市における介護予防・健康教室

2012年度から新潟市と本学が取り組んでいる「新潟水俣病患者の介護予防プログラム作成に関する研究事業」では、新潟水俣病患者様を対象に健康教室を開催し、介護予防の講義と運動指導、足浴およびレクリエーションを行っています。参加者の方々には、理学療法学科・社会福祉学科の教員とともに作成した「元気に暮らすために!~水俣病患者の介護予防に向けて~」という冊子をみていただきながら、ご自宅で行っていただきたい上下肢・体幹の運動や尿失禁予防の骨盤底筋体操を指導しています。またご家庭でも簡単に実施可能な足浴方法をご紹介し、しびれの緩和やこむらかえりへの対策にお役立ていただけるように解説しています。参加者の皆様は、積極的に運動やレクリエーションに取り組まれ、足浴で心地よくなられ、さらに会話も楽しまれています。この健康教室が閉じこもり予防の一助になっていると感じています。

第4回新潟医療福祉大学・北区地域連携推進フォーラム
~「次世代を担う子どもたちの豊かな人間性と生きる力」の育成を目指して~

1. 開催趣旨

新潟医療福祉大学と北区は、2010年3月に、地域福祉の発展と人材の育成に寄与することを目的として、「包括連携協定」を締結し、福祉や保健分野はもとより、広くまちづくりや産業活性化に関しても、連携しながら取り組みを行っている。

また、新潟医療福祉大学では、2001年4月の開学時から大学の理念に「地域貢献」を掲げ、地域との連携を深めてきている。特に大学が所在する新潟市北区との連携においては、これまで様々な取り組みや事業を実施している。

当委員会では連携の更なる推進を図るため、新潟市北区区民をはじめ自治体、保健・医療・福祉・スポーツ・教育分野等の関係者や学生など、地域住民や地域産官学連携に関心のある方々に対して、本学での取り組みを紹介し,連携推進に向けた情報共有の機会として新潟市北区との共催により2012年度からフォーラムを開催してきた。今年度も引き続いて「第4回地域連携推進フォーラム」を開催し、今後の更なる連携推進に向けた情報共有と意見交換の場を設けるに至った。

2. 概要
目的 北区の特色ある区づくり事業である「学生との協働による次世代人材育成事業」は、2013年度に事業化され、本年度で終了する。(2016年度からは「大学生と地域の協働による人・地域・学校づくり支援事業」に継承される)
この事業は、大学生の実践力(知識・技術等)を活用して次世代を担う子どもたちの豊かな人間性と生きる力を育成することを目的としており、小・中学校の学習支援やスポーツ支援等において一定の成果を上げた。3年目を終えるに当たって、小学生、中学生、大学生及び関係者が一堂に集い、大学生による小・中学校の教育活動等への関わり方について意見交換するとともに区民への一層の周知をとおして事業の円滑な実施を図ることを目的とする。
日時 2016年2月24日(水)午後2時~4時30分
会場 新潟医療福祉大学 第3厚生棟(IA棟)2階
主催 新潟医療福祉大学・新潟市
共催 新潟市北区小学校長会・新潟市北区中学校長会
対象 小学生、中学生、大学生、地域教育コーディネーター、地域コミュニティ協議会・区自治協議会等関係者、小・中学校教員、区役所職員、大学教職員、区民等
3. 内容
  • 司会:中村真悠、室橋里奈(医療技術学部作業療法学科3年生)
  • 1)開会
    挨拶:新潟市北区 区長 飯野晋 様(代理:副区長 木村隆行 様)、新潟医療福祉大学 学長 山本正治
  • 2)北区と新潟医療福祉大学との地域連携の概要(新潟医療福祉大学 副学長 丸田秋男)
  • 3)次世代人材育成事業の概要説明(北区地域課課長補佐 小林伸 様)
  • 4)次世代人材育成事業の取り組み(新潟医療福祉大学レクア.コム部・健康スポーツ学科)
  • 5)小・中学校からの活動報告
    (松浜小学校、南浜中学校、木崎中学校、早通中学校、光晴中学校)
  • 6)休憩(シルクスイートを使い学生が考案した、どら焼き、オムレットの試食及びロボットスーツHALの展示・体験)
  • 7)プログラム
    ◎小学生向けミニオープンキャンパス(運動遊び、ダンス、看護師のお仕事など8テーマに分かれて体験・見学)
    ◎中学生と大学生の意見交換会(グループワーク)
    •  ゲストコーディネーター:今井美穂(地域活性化モデル)
      テーマ「夢を語ろう」(将来の夢・なりたい夢、夢を実現するヒント)
  • 8)講評
    新潟市北区中学校長会 会長 岡田聡 様(松浜中学校校長)
  • 9)閉会
4.当日の様子

当日は、小中学生102人、大学生49人、地域教育コーディネーター11人、北区自治協議会委員・コミュニティ協議会役員10人、小・中学校教員23人、新潟市・北区職員 7人、新潟医療福祉大学教職員22人など計234人の参加を得た(昨年度実績183人)。

前半の活動報告では、本学の地域貢献団体であるレクア.コム部から小・中学校における学習支援の取り組みが、健康科学部健康スポーツ学科からダンス指導を中心としたスポーツ支援の取り組みがそれぞれ紹介された。

その後、小中学校の活動報告に移り、松浜小学校、南浜中学校、木崎中学校、早通中学校、光晴中学校の順で報告された。木崎中学校からは、吹奏楽部の指導者がおらず、本学吹奏楽部の学生が指導してくれたことで、コンクールで優秀な成績を収めるなど本当にうれしかったと生徒が語ってくれました。大学生の活動が学習支援、スポーツ支援のみならず文化系の部活動まで広がりをみせ、この事業の効果が明らかになった。

会場内には、新潟県から戦略産業雇用創造プロジェクト「介護ロボット関連産業創出事業」を受託している「NPO法人UD21」によるロボットスーツHALが展示され、小・中学生や参加者の興味・関心を引いた。また、休憩時間に、本学健康栄養学科の学生と地元のお菓子屋さんがコラボしてシルクスイートを使って考案した、どら焼きとオムレットの試食会が行われ、参加者の長い列ができた。

後半のプログラムは、小学生と中学生それぞれに分かれて行われた。

小学生向けミニオープンキャンパスでは、本学が誇る日本屈指の100m室内走路の体験やオールシーズンプールの見学、看護師・助産師のお仕事体験、義肢装具の製作の見学など8テーマに58人の小学生が参加した。

中学生は、今井美穂さんをコーディネーター役として、「夢を語ろう」をテーマに大学生の進行により「将来の夢・なりたい夢」「夢を実現するヒント」について熱心な意見交換が行われた。中学生の描く夢として、「薬剤師になりたい」、「エンジニアになりたい」、「海外に行って通訳の仕事につきたい」、「2020年東京オリンピックを目指したい」など多彩な夢が語られ、これらの夢を実現するのに共通することは、「努力を惜しまないこと」、「夢をあきらめないこと」、「夢を実現するために必要な勉強を頑張ること」などがあげられた。

また、市議会を終えて駆けつけていただいた飯野晋区長からは、北区の活性化に向けて本学と学生に対する熱い期待が寄せられ、2016年度から新たに「大学生と地域の協働による人・地域・学校づくり支援事業」として事業を発展させることが紹介された。

最後に北区小学校長会、中学校校長会を代表して松浜中学校岡田校長から講評をいただき、盛会のうちに終了した。

第4回 新潟医療福祉大学・北区地域連携推進フォーラム 開催写真

1. オープニング・アクト(ダンス部)

2. ダンス部紹介

3. 総合司会の中村さんと
室橋さん(作業療法学科)

 

4. 開会挨拶:木村隆行副区長

5. 開会挨拶:山本正治学長

6. 活動概要説明:丸田秋男副学長

 

7. 事業の取り組み説明:小林伸
北区地域課課長補佐

8. コーディネータ 今井美穂さん

9. 取り組み発表:レクア.コム部

 

10. 取り組み発表:健康スポーツ学科
学生(ダンス)

11. 活動報告:松浜小学校児童

12. 活動報告:南浜中学校生徒

 

13. 活動報告:木崎中学校生徒

14. 活動報告:早通中学校生徒

15. 活動報告:光晴中学校生徒

 

16. スイーツの試食

17. ロボットスーツHALの展示

18. 意見交換会:全景

 

19. 意見交換会:1グループ

20. 意見交換会:2グループ

21. 意見交換会:3グループ

 

22. 意見交換会:4グループ

23. 意見交換会:5グループ

24. 意見交換会:6グループ

 

25. 意見交換会:7グループ

26. 意見交換会:8グループ

27. 意見交換会:9グループ

 

28. 意見交換会:10グループ

29. 講評:飯野晋北区長

30. 講評:岡田聡北区中学校長会会長

 

31. 南浜中森田校長・生徒と今井さん

「食べやすく、飲みこみやすい おうちごはん」の開催

2015年8月27日に、当学科の永井徹先生が主催して、「食べやすく、飲みこみやすい おうちごはん」と題する講座が開催されました(会場、健康栄養学科調理実習室)。開催の趣旨は、高齢者に多い誤嚥性肺炎の防止でした。摂食嚥下に不安を抱える方と家族に対して、食事形態の工夫や家庭でできる調理の工夫を、実習をしながら学ぶという講座でした。11名(男性4名、女性7名)の方々が参加されました。参加者のほとんどは、60~80歳の年齢層でした。

学生 高橋さんの説明

学生 上野さんの説明

学生 西山さんの説明

学生 保坂さんの説明

完成した料理

メニューは、「ハンバーグ、付け合わせに蒸し野菜、かぼちゃサラダ、トマトとジャガイモの冷たいポタージュ、スイカゼリー、抹茶プリン」でした。「ご飯」は、軟らかめに炊いた白ご飯でした。

「ハンバーグ」は、軟らかく飲み込みやすいように豚肉やキャベツを使い、赤ワインソースをからめるなどの工夫をしました。野菜は電子レンジで柔らかくしたり、冷たいスープで暑い夏にも飲み込みやすくしたり、のど越しの良いデザートも作成しました。もちろん、栄養バランスも十分に考慮した内容でした。

3年生4名が主体となり、調理の仕方などを説明しました。また、当科の山崎先生と2年生3名にも手伝っていただき、実習が終わった後は、皆さんで和やかに調理した料理をいただきました。

参加者に対して「とろみ剤の使用」に
ついて説明する近藤先生

 

参加者からは、実習後に次のような感想が寄せられました。「自分に合った硬さに応用できる」、「飲み込みやすい食事は初めてだった」、「一人分の量が書いてあったので参考になる」、「レシピの書き方がよかった」など好意的な意見がいただけました。さらに、「家ですぐやってみたい」との感想もいただけて、主催者も「やってよかった」とうれしく思いました。

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