![]() 王 月粟 健康科学専攻 健康栄養学分野 2年 |
自分の道を広げよう!
私は中国の大学で旅行管理専門学科を卒業しましたが、本学の大学院では健康科学専攻健康栄養学分野に進学しました。専門を変更した理由は、私の身近に栄養の問題で徐々に体調を悪くした人がいたからです。それをきっかけに私は栄養問題にとても関心を持つようになり、栄養学の分野に進みたいと思うようになりました。 本学の大学院に入学後は、健康と栄養はより体系的な関係だと深く理解しました。私の専門は栄養学ではなかったため、基礎的な知識が十分でないこともありましたが、大学の先生方はとても親切にサポートしてくださり、また学部の授業も受講させて頂いたお陰で、基礎的な知識を十分に身に付けることができました。 修士1年目は大学院の先生の他、学外の管理栄養士の方々、さらに病院の医師や専門職の方々による講義を受講することができました。2年目の現在は、高血糖と血栓症について研究をしています。まだまだ日本語を間違えることもありますが、先生方は丁寧に訂正してくださいますので、安心して研究を進めています。 今は、目の前の道も広がり、本学大学院に進学して良かったと思っています。 |
![]() 山石 理恵 健康科学専攻 健康栄養学分野 2017年度修了 |
駆け抜けた2年間
私は、栄養士会の研修会で大学院の存在を知り、「職場だけでは学べないことを学んでみたい」と思い、大学院に進学することを決めました。 大学院では、入学してから研究テーマを決めました。全てが初めて尽くしの私に研究指導教員や大学院担当の先生方は優しく教えてくださり、なんとか論文完成までこぎつけることができました。 テーマ決定、データ集め、統計解析、論文作成、学会発表等、これらは現在の業務でも生かすことが出来ています。最近は「日々の取り組みを発表しよう」という院内の流れもあり、そのような声がかかる場面では積極的に手を挙げ、発表の機会を得るようにしています。自分たちの取り組んできたことが何かしらの形となり、結果として成果が示されることはとても大切なことです。 大学院と仕事の両立は正直大変でしたが、それ以上に大きな経験、知識を習得できたように思います。少しの勇気が今後の大きな成長に繋がります。皆さんも、大学院進学を考えてみてはいかがでしょうか。 |