院生

佐藤 結香

保健学専攻

医療技術安全管理学分野 2年

世界で活躍する臨床工学技士になる為に

「途上国に供与される医療機材の管理をどうにかしたい」その思いで、2015年3月より2年間、青年海外協力隊として東アフリカ・ウガンダ共和国で活動しました。活動している中で、供与された医療機材について現地スタッフが十分理解せず、適正使用されなかった為に起きた医療事故を目の当たりにしました。また、供与された医療機材が使用されず放置されている状況にショックを受け、自分の目の前で起きていることに、何もできなかった知識・経験不足、無力さを痛感しました。

そんな折、JICAウガンダ事務所で本学のパンプレットを見たことが、本分野との出逢いです。医療技術安全管理学分野は日本でも先駆けた分野で、経験豊富な先生方から医療技術に関する安全管理について国際標準から学ぶことができます。本分野でなら、より特化した安全管理について学ぶことができると思い、進学を決意しました。

私は学位を持っていない為、研究手法や論文作成など基礎を一から学んでいます。現在は本分野の先生方から研究テーマや様々な安全管理について、細かな指導をいただいており、研究の楽しさを感じています。

大学院修了後は、国際協力の現場に戻ることを考えていますが、協力隊時代よりも更に高い専門性が求められる現場です。更なるレベルアップに精進し、臨床工学技士として国際協力における医療機材管理分野の発展に貢献していきたいと思います。

修了生

熊谷 順子

保健学専攻

医療技術安全管理学分野 2016年度修了

学びの機会

私は臨床検査技師として働いていた頃から、ずっと論文を書くという目標を持っておりました。指導教授より大学院進学のお話をいただき、論文作成の指導を受けるために、本学の大学院に入学しました。

最初は何から始めれば良いのか不安でしたが、指導教授より研究テーマを与えていただき、徐々に実験データも自分なりに収集できるようになっていきました。思うようにデータ収集ができないときもありましたが、先生方のご指導のもと、まずは学会発表にむけてデータの解析をしました。学会発表の抄録という短い文章でいかに多くの内容を伝えるか、幾度となく修正していただき、無事に時間内にプレゼンを終了できたことは、今思えばほんの通過点でした。ここから、論文として形に残るものを作り上げていくことの大変さを知ったことは大学院を修了した者に共通するところだと思います。私は社会人院生でしたので、仕事との両立の中、足りないデータの収集や統計解析、投稿の締め切りには本当に苦労しましたが、1つの論文として出来上がった今は経験できて良かったと思っています。今後も継続して論文作成のために学んでいきたいです。学会発表や論文投稿と高いハードルを課して下さった指導教授に感謝しております。皆さんも自分の研究を形にしてみませんか。