在学生

江ヶ崎 梓

保健学専攻

医療技術安全管理学分野 1年

『夢』実現のための大学院進学

私は幼いころから物事にこだわりを持って取り組む性格で、高校時代の課題研究をきっかけに研究職に憧れを持ちました。私が学部生の頃は「自身が大学院でやっていけるか」不安がありましたが、勇気を出して本学の臨床技術学科を卒業後そのまま大学院に進学しました。その結果、本学の大学院でしか学べない研究者としての知識・技術を学ぶことができ自身の成長を感じられ、今では本当に進学してよかったと思います。

具体的に大学院では研究に必要な論文検索方法、実験結果の解釈、説得力のある論文の書き方など研究を遂行する上で必要な知識はもちろん、実践的な研究を通して、専門的な技術の習得ができています。また、研究の第一線で活躍している先生方に「方法」だけではなく「コツ」を教えてもらうことができ、とても参考になっています。

私は血液中のエクソソームを解析し癌を中心とした疾患の早期発見を目指す研究を行っています。将来は医療従事者としての知識を持ち合わせた研究者になり活躍することが私の夢です。『夢』実現のために皆さんも大学院進学を選択肢の一つとして考えてみてはいかがでしょうか。

修了生

阿部 拓也

保健学専攻

医療技術安全管理学分野 2021年度修了

疑問を解決する術を学ぶ

私は本学の臨床技術学科を卒業した後、実臨床で5年間経験を積み大学院へ進学しました。実臨床では日々の業務に追われ、疑問を抱いても参考書等を調べる止まりで、記載のないことを自分で実験し検証することは少ないのが実情でした。学部生の頃から研究職に興味があり、キャリアアップのため大学院へ進学しました。大学院では、熱心に指導して下さる教員のもと、自分のアイデアの堀を深めていただき、実臨床で抱いた疑問を解決することができました。どんな些細なアイデアでもメモをとり、実現できる機会まで温めておく大切さを学びました。

将来の目標の1つは、熱心に指導して下さった指導教員のように、自分が大学院の教員として学生指導することです。研究や生涯学習はもちろん、学生に魅力を伝えられる研究者になれるよう邁進します。

学部卒業、大学院修了はゴールではなく、ゴールにたどり着くための目標の1つだと思います。実臨床で自分の疑問を解決したい、研究をしてみたい、キャリアアップをしたいと考えている方は、ぜひ本学の大学院を覗いてみてはいかがでしょうか。