次世代研究者挑戦的研究プログラム

Society5.0における共生社会を先導する
次世代QOLサポーター育成プロジェクト

spring nqsap

Support for Pioneering Research Initiated
by the Next Generation

Next-Generation QOL Supporter Adancement Project

SPRING-NQSAPとは?

国立研究開発法人科学技術振興機構:次世代研究者挑戦的研究プログラム(spring)に新潟医療福祉大学の「Society5.0における共生社会を先導する次世代QOLサポーター育成プロジェクト」(nqsap)が採択されました。
2024年度より優秀な博士後期課程の学生に経済的・実践的な支援を実施し、次世代QOLサポーターを目指す院生に成長機会を提供するプロジェクトです。

採用されると

+
nqsap 研究奨励費として年額216万円
nqsap 研究費として年額30万円

※2025年度実績

さらに 充実したプログラムと支援体制

キャリアパス開発

ラボローテーションシステム

約3か月間、所属外の研究室で学び、
知見を広げる

海外研修・派遣研修

海外での研修参加支援

海外研究・医療機関での研修参加

トランスファブラスキルの習得

領域融合
チーム研究&ワークショップ

超領域での研究計画立案、ブラッシュアップ

NQSAP-caffeの企画・運営

学会でのセッション企画

インターンシップ

NQSAPインターンシップ

企業・医療機関のインターンシップ

申請までの流れ

Webで申請
面接対象者発表
Webで面接審査用資料提出
Webでの面接審査
採否発表

15
SPRING-NQSAP生を紹介します!

渡瀬 克紀Watase Katsuki

新潟医療福祉大学大学院 健康科学専攻
健康スポーツ学分野 修了

社会人院生として働きながら博士課程に進んでいましたが、研究に専念するため経済的支援が必要と感じ、指導教員に勧められてNQSAPに応募しました。金銭的負担が軽減されることでアルバイトに時間を取られず、研究に集中できる点が大きな魅力です。研究テーマは「心理学的視点からスポーツ外傷・障害を予防する」で、受傷しにくい人の特徴を明らかにし、予防策の糸口を探っています。NQSAPの支援を活かし、スポーツ領域の発展に貢献したいです。

エン セイコウYan Zhenghao

新潟医療福祉大学大学院
医療情報・経営管理学専攻
医療情報・経営管理学分野 修了

博士課程で地域格差是正と持続可能な地域社会の構築に貢献したく、異分野連携を重視するNQSAPの理念に共感して応募しました。現在は全国の生活利便施設の地理疫学的分布と限界自治体との関連を研究し、政策提言や福祉モデル構築を目指しています。経済的支援で研究に専念でき、多様な専門性を持つ仲間との協働で成長できる環境です。博士後期課程で自分の問いを追求し、社会貢献に繋がる成果を生み出したいです。

孫 順翔Sun Shunxiang

新潟医療福祉大学大学院 保健学専攻
作業療法学分野 修了

神経調節と認知機能の研究を通じて人々のQOL向上に貢献したいと考え、SPRING-NQSAPに応募しました。生活費支援により経済的不安が軽減され、研究に専念できます。現在は経頭蓋交流電気刺激を用い、作業記憶課題を通じて脳の機能的連携の解明に取り組んでいます。研究室ローテーションで異分野の知見を取り入れ、学際的に研究を深めています。今後は社会課題解決に直結する応用研究を進め、QOL向上に寄与したいです。

飯室 幸士Iimuro Koushi

新潟医療福祉大学大学院 保健学専攻
理学療法学分野 修了

博士後期課程では研究に専念したいと考え、生活費などの支援があるSPRING-NQSAP制度に魅力を感じて応募しました。この制度では、金銭的な援助だけでなく、他分野研究者との交流や海外研修、企業インターンなどキャリア支援の面でも充実しています。現在は「時間干渉刺激」という脳の深部領域への刺激を可能とする非侵襲的な刺激手法を用い、慢性疼痛や精神疾患への応用を目指した研究を行っています。この制度の多様な支援を活かし、博士課程を充実したものにしたいと考えています。

小川 有生人Ogawa Yuto

新潟医療福祉大学大学院 保健学専攻
理学療法学分野 修了

NQSAPへの応募は、先輩からの紹介がきっかけでした。生活費と研究費の支給で経済的不安が軽減され、研究に集中できる点に魅力を感じ応募しました。異分野や企業との交流を通じ、研究の社会的意義や応用可能性を広く考えられることも特徴です。脳卒中後に発症する治らない痛みの病態解明と治療法開発を研究テーマとし、専門性を深めつつ新たな視点を取り入れ、社会に貢献できる研究を目指しています。

長尾 彩音Nagao Ayane

新潟医療福祉大学大学院 保健学専攻
理学療法学分野 修了

博士後期課程進学にあたり、研究に集中できる環境の確保が課題でしたが、SPRING-NQSAPの経済的支援と高度な教育プログラムに魅力を感じて応募しました。Society 5.0を見据えたQOLサポーター育成の理念に共感し、研究と社会をつなぐ機会になると考えています。現在は慢性的な痛みに関わる脳回路を研究し、異分野交流や海外研修を通じて多面的な成長とQOL向上への貢献を目指しています。

平賀 大河Hiraga Taiga

新潟医療福祉大学大学院 保健学専攻
理学療法学分野 修了

NQSAP制度は、多分野の研究者との活発な交流を通じて、研究者としての能力を高める貴重な機会です。また、経済的支援により、研究に専念できる環境が提供される点も大きな魅力だと感じています。この制度を活用することで、現在取り組んでいる触覚における知覚学習が脳内に定着するメカニズムの解明に、さらに踏み込みたいと考えています。今後は、脳波計測を用い、知覚学習がもたらす神経メカニズムをより詳細に解明したいです。経済的・研究的支援において優れたこの制度は、博士後期課程における成長と挑戦の強い後押しとなります。

張 煜Zhang Yu

新潟医療福祉大学大学院 社会福祉学専攻
保健医療福祉政策・計画・運営分野 修了

研究テーマを深めるために最適な環境を求めていたこと、SPRING-NQSAPが広い視野と質の高い支援を提供する点に魅力を感じ応募しました。外国人として介護分野に取り組む困難はありますが、研究奨励費により安心して学び、資格取得にも取り組めるようになりました。現在は外国人介護人材の定着とキャリア形成をテーマに研究中で、将来的にはICTと連携した地域介護モデルの構築を目指しています。自立した研究者として成長し、政策提言や現場応用を通じて介護の未来に貢献したいと考えています。

坂本 航大Sakamoto Koudai

森ノ宮医療大学大学院 保健医療学研究科
保健医療学専攻 修了

NQSAPは私の理想とする研究者像にマッチし、複数分野の学びを深める機会を提供してくれます。海外留学や研修のための経済支援は、挑戦を後押ししてくれる非常に心強い制度です。理学療法学分野での足部・足関節のスポーツ障害の病態解明の研究に取り組み、目標達成に向けて精進していきます。

髙橋 ひろなTakahashi Hirona

新潟医療福祉大学大学院 保健学専攻
理学療法学分野 修了

NQSAPは経済基盤の安定を提供し、研究に専念できる絶好の機会です。現在、わたしはバランス障害に対する新たなニューロモジュレーションアプローチを確立することを目指し、研究活動に励んでいます。異なる専門性を持つ研究者とともに研究活動を行うことで、研究者としての視点を拡げられるように取り組んでいきます。

田邊 かこTanabe Kako

新潟医療福祉大学大学院 保健学専攻
理学療法学分野 修了

博士後期課程では、学内の研究活動に留まらず、患者様の日常生活活動やQOLの向上に結び付けることができる研究活動を行いたいと考えておりました。私はNQSAPを利用しながら「経皮的耳介迷走神経刺激」で手指の感覚機能向上を目指して研究し、脳卒中患者様への応用を目指し研究に専念しています。多くの知識を吸収し、研究成果を社会に発信し、患者様に貢献できる人材に成長したいです。

井上 創太Inoue Souta

新潟医療福祉大学大学院 保健学専攻
理学療法学分野 修了

NQSAPでは、他分野との連携や企業との関わりを通じ、研究力を向上させるための絶好の機会を提供してもらえます。精神的ストレスと痛みの研究に取り組みながら、インターンシップ等のNQSAPプログラムに積極的に参加し、幅広い知識を吸収したいです。経済的支援と充実した環境で、研究に専念できるこの制度は非常に魅力があります!

穴澤 沙也可Anazawa Sayaka

新潟医療福祉大学大学院 健康科学専攻
健康スポーツ学分野 修了

将来、大学教員を目指しており、研究力や効率的な仕事、他分野との連携力を磨くためNQSAPに応募しました。生活費と研究費の支給で不安を除き、研究に没頭できます。性差に関する研究を進め、特に女性の能力向上を目指しています。NQSAPの多様な活動を通じ、連携力や多角的な視野を広げたいです。博士後期課程は人生の重要な選択ですが、NQSAPはその挑戦を支援してくれます。

余村 花梨Yomura Karin

新潟医療福祉大学大学院 健康科学専攻
健康スポーツ学分野 修了

NQSAPは指導教員からの紹介で知りました。生活費等の補助により、これまで以上に研究活動に専念する環境を整えることができる魅力的な制度だと実感し、応募を決意しました。 現在、私は心理学と神経生理学を融合させた独自の研究を進めています。異なる専門分野の方との交流を通じて、「自分にしかできない強み」を確立し、社会に貢献できる研究者を目指します!

巻渕 泰輝Makibuchi Taiki

新潟医療福祉大学大学院 健康科学専攻
健康スポーツ学分野 修了

博士後期課程で研究力を高めるためNQSAPへの応募を決意しました。奨励費と研究費の支給で経済面を心配せずに研究に専念でき、他分野との交流やインターンシップでキャリアアップを図れます。痛みや鎮痛の神経活動をテーマに、新たな知見を発見し臨床や創薬に貢献したいです!今後も研究への情熱と意欲を持ち、積極的に挑戦して社会の発展に寄与します。

申請資格

本学の博士後期課程に在籍しており、プロジェクトの趣旨、求められること等のルールを十分に理解し、プロジェクトに関わる活動等に協力できること。
海外での研修や留学、インターンシップ、トランスファラブルスキル習得プログラム、キャリアパス開発プログラム等に積極的かつ主体的に参加する意思のある者。

留意事項

NQSAP研究奨励費は、税法上、課税所得(雑所得)として扱われ、課税の対象となります。
そのため、受給した翌年に確定申告と納税を行うこととなります。

NQSAP研究費は、本学大学院経理規程及び関連規程・細則等の定めによるほか、一般に公正妥当と認められる学校法人会計の慣行に準拠して執行され、年度を跨いで使用することができません。

JASSOの奨学金の免除の対象とはなりません。

在職中の方・離職予定の方
必見!

働く人のキャリアアップを応援 教育訓練給付金

※SPRING-NQSAPとの併用不可