2026.07.22
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「まだ夏休みだから大丈夫。」そう思っている人もいるかもしれません。しかし、大学受験では夏休みの約40日間をどう過ごすかで、秋以降の伸びが大きく変わります。特に総合型選抜や学校推薦型選抜では、志望理由書や面接対策、オープンキャンパスへの参加など、一般選抜とは異なる準備も必要です。進路選択・大学選び・受験準備を一気に進める絶好のチャンスの夏休み。
この記事では、合格に近づくために夏休みにやっておきたいことを順番に紹介します。
「まだ進路が決まっていない」という人は要注意。総合型選抜や学校推薦型選抜では、夏休み明けには志望理由書の作成や面接対策が本格化します。将来どんな仕事に就きたいのか、どんな大学で学びたいのかを、「まだ決めていない」ではなく「この夏に決める」という意識で、気になる職業や大学を調べ、自分に合った進路を見つけましょう。
「どの大学に行こう?」と考える前に、まず考えたいのは「将来どんな仕事に就きたいか」です。例えば、
・大好きなスポーツに関わる仕事がしたい
・世の中で需要の高まるデータや情報に関する仕事がしたい
・患者さんに寄り添う看護師になりたい
・公務員になりたい
など、目標が決まると大学選びもしやすくなります。夏休みは、進路についてじっくり考えられる最後のまとまった時間です。この夏のうちに気になる仕事や資格について調べ、将来のイメージを明確にしておきましょう。
受験生は「合格すること」が目標になりがちです。しかし、本当に大切なのは、その先にある大学生活と卒業後の進路です。「どんな仕事を目指せるのか」「どんな資格が取れるのか」「どんな学びができるのか」を知ったうえで大学を選ぶことが、将来の選択肢を広げることにつながります。
・学べる内容と環境=カリキュラムや授業内容、特色あるプログラムをチェック
・取得できる資格=目指す仕事に必要な資格が取得できるか、そのサポート体制や合格率をチェック
・施設設備=最新の機器や施設、実験・実習室など、充実の環境で学べるかをチェック
・就職実績=どんな企業や病院・施設に就職しているか、卒業生の活躍や進路、就職率をチェック
・実践環境=実習や地域連携・産官学連携など、実践的な学びがあるかチェック
・雰囲気=オープンキャンパスで在学生や教員のリアルな様子をチェック
大学のホームページやパンフレット、オープンキャンパスを活用して、大学の情報を収集し「自分の学びたい・なりたい・目指したい」にぴったりと合う大学を見つけましょう。
大学受験には、総合型選抜、学校推薦型選抜、一般選抜など、さまざまな選抜区分があります。実は、この「どの選抜区分で受験するか」によって、夏休みに取り組むべき対策も変わってきます。例えば、総合型選抜や学校推薦型選抜では、志願理由書や面接などの準備が必要になることが多い一方、一般選抜や共通テスト利用選抜では、筆記試験に向けた学力対策が中心になります。両方とも、夏休みから対策を始められるかが、大きな差をつけます。
★ 志望校が決まっている人は、その大学の募集要項を確認し、自分がどの選抜区分で受験するのかを決めましょう。受験方法が決まれば、出願書類の形式や過去問題集に沿って、具体的な準備が進められます。
★ 志望校がまだ決まっていない人も、大学選びと並行して、面接対策(高校時代の取り組みの振り返り)や共通テスト対策といった、多くの大学に用いられる入試方法の対策を進めておきましょう。
大学ごとに出願・入試日程、必要な準備が異なるため、「気が付いた時には間に合わなかった」「チャンスを逃してしまった」といったことがないように、志望校と受けたい選抜区分が決まったら、入試スケジュールをチェックしておくことも重要です。
募集要項から下記5つをスケジュール帳に書き出して、逆算していつまでに何の準備が必要か、を把握しましょう。
①出願の開始
②出願の締切
③試験日
④合格発表
⑤入学手続き
★第一志望校と併願先の日程が被っていないか
★どのスケジュールで受験すると一番チャンスが多いか
★出願は、ネット出願や書類の郵送など、方法も含めて要チェック!
複雑でわかりづらい時は1人で抱えこまずに、高校の先生や保護者、大学の入試課など、周囲に相談して間違いのないように確かめておきましょう。
総合型選抜や学校推薦型選抜の出願書類では、志願理由書や活動実績報告書といった、「なぜこの大学なのか」「なぜこの仕事を目指すのか」「高校生活で頑張ったこと」の言語化が求められます。面接にばかり意識が行きがちですが、面接は出願書類の内容を基に質問がされるため、実は出願書類こそが合否を大きく左右します。夏休みから志願理由書の作成に取り組むことで、足りない情報を確かめにオープンキャンパスに行ったり、先生に添削してもらいながらブラッシュアップしたり、といった余裕を持つことができます。
一般選抜や共通テスト利用選抜だけでなく、総合型選抜でも基礎的な学力を測る筆記試験が課される大学があります。夏休みは、英語・国語・数学などの科目を中心に、苦手分野を重点的に復習しましょう。基礎を固めておくことで、各大学の独自試験や応用問題にもスムーズに取り組むことができます。苦手を見つけたり目標を立てるために、模試の結果を見て「この設問の得点を夏休み明けに〇点UPしよう」と具体的に決めるのもおすすめです。
受験生にとって夏休みは、自分の将来と本気で向き合う大切な期間です。進路を考え、大学を比較し、受験対策を始めることで、秋以降の準備に余裕が生まれます。合格に近づく人ほど、「まだ時間がある」とは考えず、一歩ずつ行動を積み重ねています。
夏休みは多くの大学で、オープンキャンパスや入試対策講座も開催され、大学選びも受験対策も一日で大きく進められる機会があります。受験へのモチベーションも高まるので、ぜひ参加してみましょう。
この夏の頑張りが、来年の春に「第一志望合格」という結果につながるかもしれません。今日できることから始めて、未来の自分への第一歩を踏み出しましょう。