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健康栄養学科と南浜中学校2年生、イタリア軒がコラボ 慢性腎臓病(CKD)を啓発する『マカロン』が商品化されます!

平素より本学への格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

本学の中村純子先生(健康栄養学科講師)が、慢性腎臓病(CKD)の普及啓発の一環として3月9日の世界腎臓デーに合わせ、新潟市立南浜中学校2年生、イタリア軒のパティシエとスイーツ『マカロン』の商品化を進めております。

中学2年生は理科の授業で腎臓の勉強、保健体育の授業で生活習慣病を学びます。そこで中村純子先生は昨年10月、保健体育の授業内で慢性腎臓病(CKD)に関する講義をモデル的に実施しました。

生徒は冬休み期間中にスイーツの案を考え、最終的に『マカロン』を作ることを決定。「腎臓型のマカロン」、「血管をイメージしてピンク色に」など様々な趣向を凝らした案が出されました。

2月9日(木)16:00には同校で、イタリア軒のパティシエと中学生が商品化に向けた打ち合わせを行います(下記詳細)。

つきましては、本学教員の取り組みについて広く県民の皆様に周知いただきたく、取材・報道くださいますよう何卒よろしくお願いいたします。当日、取材をご希望の方は、お手数ですが広報課までお電話、または、Eメールにてご返信くださいますようお願い申し上げます。今後も本学の報道につきまして、より一層のご配慮を賜りますようお願い申し上げます。

日時:2月9日(木)16:00~
場所:南浜中学校(新潟市北区島見町3965番地)
内容:商品化に向けた打ち合わせ
生徒代表5名とイタリア軒のパティシエが、生徒の案から最終的なデザインを考えます。

出来上がったマカロンは、3月9日の世界腎臓デーに、中村先生が生命保険会社の社員に慢性腎臓病(CKD)についてセミナーを行う際、提供される予定です。

【慢性腎臓病とは】
Chronic Kidney Disease:CKDとも呼ばれ、成人の8人に1人が発症すると言われています。
「腎臓の働きが健康な人の60%以下に低下する」あるいは「たんぱく尿が出る」といった腎臓の異常が続く状態です。発症に気づきにくく、脳卒中や心筋梗塞を引き起こすことがあるほか、悪化すると人工透析が必要になることもあります。原因としては生活習慣の乱れや肥満、糖尿病、高血圧などが挙げられます。

中村純子先生(健康栄養学科講師)プロフィール
【経歴】
病院、クリニック、行政での勤務を経て、 2022年4月より現職。 今年度より、東京学館新潟高等学校サッカー部の栄養サポートを担当。
【取得資格】
管理栄養士、病態栄養専門管理栄養士、腎臓病病態栄養専門管理栄養士