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【理学療法学科】月経周期により全身関節弛緩性と足関節靭帯弛緩性が変化することを解明!

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本学は、令和2年度スポーツ庁委託事業「女性アスリートの育成・支援プロジェクト(女性アスリートの戦略的強化に向けた調査研究)」に選定され(http://www.nuhw.ac.jp/topics/public/detail/insertNumber/2913/)、女性アスリートの活躍に向けた支援や、ジュニア層を含む女性アスリートが健康でハイパフォーマンススポーツを継続できる環境を整備することを目的に研究を進めています。(選定テーマ:「月経周期におけるコンディション不良に対する運動器機能と中枢神経機能からアプローチする新たなトレーニング法・傷害予防法の開発」)

【研究内容の概要】
山崎朋美さん(理学療法学科16期生、松田病院勤務)と江玉睦明教授(理学療法学科)らの研究グループは、スポーツ傷害の中でも頻発する足関節捻挫(足関節外側靭帯損傷)に着目し、月経周期との関係性について研究を行ってきました。
本研究では、月経周期の排卵期において、全身関節弛緩性と足関節靭帯弛緩性が正の相関関係がある(全身関節弛緩性が高い人ほど足関節靭帯弛緩性も高い)ことを明らかにしました。

>>詳しい研究内容はこちら
https://www.nuhw-pt.jp/2021/03/-20210304.html

【山崎さんからのコメント】
本研究結果から、排卵期において全身関節弛緩性が高値を示す女性では、足関節靭帯弛緩性が増加することが明らかとなりました。私たちの先行研究では、排卵期において、膝関節の過伸展が10度以上ある、すなわち反張膝を有する女性のみにおいて膝関節弛緩性が増加するという結果も得られています。従って、排卵期には膝関節や足関節の弛緩性が増加し(関節が不安定になる)、スポーツ傷害のリスクが高まる可能性が示唆されました。特にアスリートでは、排卵期に激しいトレーニングは控えることが傷害予防には重要であると考えます。今後は、少しでも女性アスリートが怪我無く競技に専念できるように研究や現場活動に頑張りたいと思います。

【原著論文情報】
Yamazaki T, Maruyama S, Sato Y, Suzuki Y, Shimizu S, Kaneko F, Ikezu M, Matsuzawa K, Edama E. A preliminary study exploring the change in ankle joint laxity and general joint laxity during the menstrual cycle in cis women. Journal of Foot and Ankle Research. [in press]


>>理学療法学科の詳細はこちら
http://www.nuhw.ac.jp/faculty/medical/pt/

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