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【義肢装具自立支援学科】村山稔講師が日本リハビリテーション医学会国際誌優秀論文賞を受賞しました!

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村山稔講師(義肢装具自立支援学科)が、令和3年6月9日、日本リハビリテーション医学会国際誌「Progress in Rehabilitation Medicine」において優秀論文賞を受賞しました。
日本リハビリテーション医学会は、リハビリテーションに関する医学の発展と知識の普及、学術文化の向上に関する事業を行う、医師および、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、看護師、管理栄養士、社会福祉士、介護福祉士、義肢装具士などの職種(会員数12,000名)から構成されています。
当学会の国際誌に掲載されている論文の大半は医師が占めており、その中で義肢装具士の優秀論文賞の受賞は初めてのことです。
論文のテーマは「Gait and muscle activity changes in patients in the recovery phase of stroke with continuous use of ankle-foot orthosis with plantarflexion resistance(日本語訳:底屈制動短下肢装具を継続使用する回復期脳卒中患者の歩行と筋活動の変化)」です。
村山講師は、脳卒中片麻痺患者が歩行練習で使用する短下肢装具による継続的な足関節固定は、前脛骨筋の廃用性筋萎縮を生じさせ使用依存に至る問題を解決するために、独自で開発した「歩行中の踵からの初期接地と荷重応答期の底屈運動を促す」短下肢装具について、回復期病棟に入院する脳卒中片麻痺患者19名を対象に下肢の筋活動と関節角度の変化を計測し分析しました。
その結果、2か月間の短下肢装具使用後に荷重応答期における前脛骨筋の筋活動比が増加することを明らかにし、論文にしました。

>>論文について詳しくはこちら
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/32923737/

[原著論文情報]
Murayama M, Yamamoto S. Gait and muscle activity changes in patients in the recovery phase of stroke with continuous use of ankle-foot orthosis with plantarflexion resistance. Prog Rehabil Med 2020; 5: 1-12.

[受賞者からのコメント]
これまでの先行研究では、脳卒中片麻痺患者が短下肢装具を使用することで歩行が改善することが明らかになっています。しかし、短下肢装具は足関節を固定するため継続的な使用により前脛骨筋に廃用性筋萎縮が生じることも示唆され、これにより短下肢装具を依存的に長期使用することの危険性が問題視されていました。そこで、今回の研究では前記したように独自で開発した短下肢装具で前脛骨筋の筋活動比が増加することを明らかにしました。先生は、この度の国際誌優秀論文賞の受賞を当大学の教員として、研究者として、そして義肢装具士として、大変名誉なことだと喜んでいました。そして、今後も引き続き研究を進めていきたいと意気込んでいました。

>>計測結果について詳しくはこちら
http://www.nuhw.ac.jp/topics/news/210706-1.pdf 
(220.0KB)

>>優秀論文賞についてはこちら
http://www.nuhw.ac.jp/topics/news/210706-2.pdf 
(109.0KB)


>>義肢装具自立支援学科の詳細はこちら
https://www.nuhw.ac.jp/faculty/medical/at/

>>義肢装具自立支援学科のブログはこちら
http://nuhw.blog-niigata.net/at/

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