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【理学療法学科】体を動かして夏バテ防止! 体力低下予防や健康増進に向けた、室内運動『逆トレ』を本学教員が紹介!

暑い夏が続くコロナ禍において、外に出て運動をする機会が減り、運動不足になりやすく、高齢者を中心に体力が低下してしまうことがあります。

そこで、新潟医療福祉大学(以下、本学)理学療法学科の中村雅俊講師が監修する、室内で簡単にできる運動「逆トレ」を紹介します。

■「逆トレ」とは
「逆トレ」とは、階段を上るのではなく「下る」、腕を曲げるのではなく「伸ばす」というような、通常のトレーニングと『逆の動き』をして行うトレーニングです。
「押してダメなら引いてみる」、「のこぎりは引く方が大事」というように、通常に考えているのと逆のことの方が有効なことがあります。
これはトレーニングでも同じことがあるといわれています。

例えば、階段を使ったトレーニングを行った場合、階段を上った時の方が足に負担がかかって心臓がどきどきするので、上りの方が効果があると感じますが、実は実際に階段ののぼりトレーニングだけを続けた人たちよりも、下りだけを行った人たちの方が大きな筋力や血圧の低下、血液の成分の改善効果が大きいことが研究で分かりました。
つまり、通常のトレーニングとして使うものとは逆のトレーニング、「逆トレ」が有効であるということです。

■『逆トレ』について、理学療法学科の教員・学生が実践、解説を交えてご紹介します!
この逆トレを行うには少しコツが必要です。階段の折を行う際にもドンドンと降りてしまうのではなく、1秒かけて降りるなどのコツが必要です。

逆トレのほかのメニューとして椅子へゆっくり座るという運動がありますが、それもドンと座るのではなく、ゆっくりと、しかも椅子に近くなればなるほど、ゆっくりと座る…などのポイントがあります。

ほかにも腕のトレーニングでは荷物を下ろす運動も逆トレになりますが、その時には真下におろすのではなく、少し遠回りすると効果的にトレーニングができます。






中村雅俊講師と理学療法学科の学生らは、7月7日(水)にNHK総合で放映された「ガッテン」にて、この「逆トレ」の実践、解説を行いました。

本件につきまして、ご興味がございましたら、ご一報いただけますと幸いです。何卒よろしくお願い申し上げます。

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