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【義肢装具自立支援学科】学生国際交流交換会1周年記念式典にて本学学生が優秀参加学生として表彰!

義肢装具自立支援学科では、コロナ禍によって学生の海外研修を実施することが難しい状況であっても、大学生という貴重な時期に海外に触れて見分を広げることを目的に、2020年8月に、マヒドン大学(タイ)、神戸医療福祉専門学校(三田校)、本学義肢装具自立支援学科でオンラインによる学生交換会を始めました。

隔週の土曜日にオンライン会議ツールのZoomを使って、お互いの国の情報や各校の紹介、小グループでのディスカッション、症例検討などを通して学校間の情報共有を行ってきました。言語は全て英語です。はじめは英語を話せなかった学生も、学生交流会に参加することで、もっと他国の学生と話がしたいというモチベーションが上がり、今では、交流会の一部の司会を担当するレベルとなりました。現在では、広島国際大学、ラトルーブ大学(オーストラリア)、フィリピン義肢装具士養成学校(フィリピン)も加わり、全6校で交流を行っています。

今年の8月にこの学生交換会が1周年を迎え、9月11日に1周年式典をオンラインで開催しました。その中で、この国際交流会への参加率と参加への貢献度の活動が評価され、本学の中島涼香さん(義肢装具自立支援学科2年)が優秀参加学生として表彰されました。そのほか、優良参加者として菅原理子さん(同学科4年)、佐々木穂果さん(同学科3年)、長谷川真衣さん(同学科2年生)が表彰されました。
その結果を受け、11月19日(金)に本学内にて、表彰された学生たちへの表彰式を実施しました。

ぜひ、コロナ禍における学生の国際交流活動について広く皆様に知っていただき、今後のさらなる活動に向けて応援いただければと思います。今後も本学では学生の国際的な視野を身につけるための国際交流活動を様々な形で実施してまいります。


【学生コメント】

◆優秀賞
中島涼香さん(義肢装具自立支援学科2年)
この国際交流会に参加した理由は英語を勉強したいという思いと、オンラインでの海外交流に興味があったからです。1年間国際交流会に参加して英語力だけではなく、積極性を身につけることができました。初めは失敗を恐れて自分の意見を伝えられないことが多かったのですが、回数を重ねるごとに「失敗を恐れずにとにかく今伝えられることをすべて伝えたい」という気持ちが芽生え、積極的に多くの人とコミュニケーションをとれるようになりました。今後は国際交流会の楽しさや魅力を発信し、さらに盛り上げられるように活動していきたいと思います。

◆優良賞
菅原理子さん(義肢装具自立支援学科4年)
この国際交流会で、
日常生活英語から専門的な英語まで楽しく学べています。また毎回、他の義肢装具養成校の学生が一生懸命勉強している姿にとても刺激をもらっています。小グループになって発言する機会が沢山あるため、正しいかではなく自分の考えをもち伝えることの大切さを学べました。今後も学んだ知識を活かして自分の考えをもち、対象者を支援できるようにしていきたい思います。

佐々木穂果さん(義肢装具自立支援学科3年)
この度は、優良参加賞を頂戴しとても嬉しく思います。ありがとうございます。この国際交流会に参加して約1年が経ちましたが、毎回新鮮な気持ちで楽しく参加させていただいています。私は活動に参加できない日が多々ありますが、一度も「今後一切参加したくない」と感じたことはありません。毎回の活動後に次回も参加したいと感じる点が国際交流会の魅力な点の一つだと私は思います。他の養成校の皆様と交流すること自体とても貴重な経験ですが、英語を基本とした活動はさらに価値のある経験です。今は国内外問わず将来の義肢装具士仲間ができることがとても嬉しいです。今後は国際交流会にただ参加するだけではなく、多くの考え方を吸収し柔軟な考えを得ていきたいです。

長谷川真衣さん(義肢装具自立支援学科2年)
私は、海外の様々な人と交流してみたいと思ってこの国際交流会に参加させていただきました。実際に参加して、実習や授業など共通の話題では、共感し合うことが多々あり、印象に残っています。英語でうまく表せなくても、写真を共有したり、ジェスチャーで表現することで、コミュニケーションがとれたことが嬉しかったです。この国際交流会での経験は、国際的な視野を持つ良い機会になりました。今後は、この活動を通して興味を持った海外の義肢装具について、学びたいと思っています。

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