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【健康スポーツ学科】佐近慎平准教授が弥彦村と共同で「幼児の体力向上事業」を実施しました

健康スポーツ学科の佐近慎平准教授が弥彦村と業務委託契約し「幼児の体力向上事業」を実施しました。佐近准教授は「新潟県の幼児期からの運動習慣アップ事業」のアドバイザーでもあります。
この事業は、幼児が様々な遊びの中で体を動かすことの楽しさを味わうことで、進んで運動に取り組み、体力向上を図ることを目的としています。

実施内容として、弥彦村の保育園(3園)に通う4・5歳児の児童を対象に、幼児の運動能力調査、及び、生活習慣調査、四つ這い位運動の介入研究を実施しています。佐近准教授が研究している「楽しさが先導する四つ這い位の運動」を実施することで、幼児は、①顔面外傷の予防、②四肢の協応性の向上、③体幹群の可動域拡大と機能強化、④バランス能力向上が期待されます。測定データの分析、評価及び運動指導は、本学内で佐近准教授と学生で行い、学生は大学で学習した知識と技術を現場で実践し、大学と弥彦村保育園を往還して学びを深めています。また、「楽しさが先導する幼児の四つ這い位の運動」を広く幼児教育の場に普及させるために、保育者による幼児の転倒時に顔を守る力の指導法ついて明らかにする研究も推進し、幼児期の身体教育、発育発達支援に取り組んでいきます。

<健康スポーツ学科3年 鈴木豪さんからのコメント>
弥彦村保育園児は笑顔で楽しそうに運動をしており、ある女の子からは「佐近先生の運動楽しい!」と言ってもらいました。実施したサーキットトレーニング形式の運動において、幼児が楽しいと感じてもらうために、成功体験をしてもらうことが重要であり、「できた!上手くいった!」ということを幼児自身に強く感じてもらうため、私たちが応援や褒めるなどの声がけをして、幼児と一緒に喜び・共感することが大切だということが分かりました。


弥彦村で測定後にパンダ焼きに寄りました(写真左が鈴木豪さん)



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