【理学療法学科】平林怜講師が日本スポーツ歯科医学会学術大会で研究奨励賞を受賞 - 新潟医療福祉大学 研究力

新潟医療福祉大学 研究力

2023.12.13

研究者 平林 怜

【理学療法学科】平林怜講師が日本スポーツ歯科医学会学術大会で研究奨励賞を受賞

日本スポーツ歯科医学会第34回学術大会で平林講師が昨年開催された第33回学術大会の発表演題が受賞され,研究奨励賞を受賞しました。

この研究は、広島大学大学院医系科学研究科の歯科医師の岡田芳幸教授、吉田結梨子助教との共同研究になります。本研究は、左右の咬合圧バランスの不均衡は、青斑核と脊髄興奮性の活動にも不均衡が生じました。青斑核や脊髄興奮性の不均衡は、認知機能や運動機能に悪影響を及ぼし、咬合圧バランスの補正が重要である可能性を明らかにした研究になります。

演題タイトル:左右の咬合圧バランスが青斑核と脊髄興奮性に及ぼす影響

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>>理学療法学科の詳細はこちら

http://www.nuhw.ac.jp/faculty/medical/pt/
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http://www.nuhw-pt.jp/

【研究者情報】
リハビリテーション学部 理学療法学科
講師 平林 怜(ひらばやし りょう)

関節運動時に重要な脊髄相反性抑制の機能を改善できれば、関節運動の運動パフォーマンスが向上することに繋がります。現在は、他動運動に着目し、他動運動と脊髄相反性抑制の関係を解明する研究を行っています。これが明らかになれば、上位運動ニューロン障害といった中枢疾患患者、高齢者、アスリートに対するリハビリテーションに応用できる可能性があります。