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教員紹介

松本 京介写真

社会福祉学部/社会福祉学科

松本 京介
Kyosuke Matsumoto
准教授

プロフィール

担当科目心理学、カウンセリング技法、精神保健福祉援助実習
専門分野心理学、臨床心理学
学位・称号/取得機関/取得年博士(教育学)/東京学芸大学/2005年
資格臨床心理士、公認心理師
最終出身校東京学芸大学大学院 連合学校教育学研究科 博士課程(配置大学:横浜国立大学)修了
過去の経歴文部科学省スクールカウンセラー。精神科診療所、カウンセリングセンターにて心理職。精神科デイケアにてグループワーカー(音楽プログラム)。乳児院にて非常勤講師(ロール・プレイングを用いた職員研修)。
横浜高等教育専門学校、横浜市立大学医学部非常勤講師等を経て現職。
所属団体・学会等日本心理臨床学会
日本心理劇学会
日本精神衛生学会
日本質的心理学会
新潟医療福祉学会
横浜ロール・プレイング研究会等。

業績等

研究領域夢の心理学的研究、心理臨床における非言語的アプローチ(心理劇・音楽表現)の理論的研究、喪の作業、臨床心理的地域援助
研究紹介(1)関心のある研究テーマ
 私は、心理臨床における身体と心の関係性について関心があります。人間が自然と調和して生きていくためにも、自らの身体と心の調和をはかることが大切であると考えているからです。
 人間の身体には限界がありますが、人間の心はファンタジーを通して無限の広がりを持ち得ます。そのため、心を変化させる技法は無限の可能性を持っています。一方、心は広がりを持つゆえに、「病い」となってあらわれることがあります。それは、「あたま」の活動が無限に広がりすぎて、「からだ」の限界を超えかけている状態だと考えられます。
 心身の調和を保つためには、「からだ」からのメッセージを「あたま」でも捉えていくことが必要です。また、「からだ」からのメッセージは他者にも向けられているので、自ら発しているメッセージが誰に何を伝えようとしているのか対人関係のなかで理解していくことも大切です。メッセージの理解に近づくために「ことば」が重要なのですが、「ことば」にならない想いを聴くためには、非言語的アプローチも必要であると考えています。
 具体的には、夢の語りに耳を傾けること、箱庭や音楽などの創作活動、心理劇やロール・プレイングで演じられたドラマを通して人間の心を探求していくことです。私は、このような活動を実践しつつ理論化していくことを研究テーマとしています。
(2)これまでの研究テーマ
・金縛り(睡眠麻痺を伴う入眠時幻覚)
 青少年の「身体化」という現象(「摂食障害」「不登校」状態の子どもにみられる心身症的愁訴など)を「身体と心の乖離状態」としてとらえ、身体化された行為の一つと考えられる「金縛り」を対象として研究しました。そして、金縛りの心理的意味が思春期的な葛藤にかかわると考察しました。また、金縛りが他者に向けられたメッセージとして関係のなかで理解される可能性をもつ現象であることを示唆しました。研究手法では、量的アプローチだけでなく、質的アプローチ(解釈学的現象学的分析)を併用し検討しました。
(3)最近の研究テーマ
・喪の作業
 人間がいかにして重要な他者や自己の死を引き受けていこうとするのか。死という不可避の現実、身体の限界という事態を人間の心はどのように捉えていこうとするのか。そして、援助者がどのように在ることが、クライエントの喪の作業の経過に役立つ可能性があるのか。このようなテーマについて実践に基づき研究しています。
・臨床心理的地域援助
 中学校でのスクールカウンセラー、精神科デイケアでの心理職としての実践から、これまで個人心理療法のなかで心理職が培ってきた理論や技法が、地域援助のなかでどのように応用できる可能性があるのかについて研究しています。
著書松本京介「まなざしをめぐる自己形成と青年の身体化」(篠原道夫・松本京介・福森高洋編著, 『青年期精神療法入門』, 日本評論社, 2017)
松本京介「デイケア」「発達心理学の知識」(馬場謙一監修・福森高洋・松本京介編著,『医療心理臨床の基礎と経験』,日本評論社,2010)
松本京介「家庭訪問」「力動的理解の重要性」(馬場謙一・松本京介編著,『スクールカウンセリングの基礎と経験』,日本評論社,2008)
受賞歴新潟医療福祉大学ベストティーチャーオブザイヤー受賞(2013, 2016)
研究論文「関係意識が変化する過程での挫折と変容」(高木秀明監修,『挫折と向き合う心理学』,福村出版,2020)
「心身の不調和とソーシャルワーク」(丸田秋男監修,『現代社会が抱える社会福祉の諸問題―ソーシャルワーク専門職の視点』,新潟医療福祉大学社会福祉学部,2016)
「子どもを抱える環境とこころの発達」(馬場謙一・井上果子監修,『子どものこころの理解と援助』,日本評論社,2013)
「青年の語りからみた金縛りの心理的意味」(質的心理学研究,10,135-157,2011)
「対人援助をめぐる専門性と人間性」(新潟医療福祉大学社会福祉学部編,『社会福祉の可能性』,相川書房,2011)
「ナルコレプシーにおける睡眠麻痺を伴う入眠時幻覚の内容と頻度」(臨床精神医学, 37(12), 1595-1605, 2008)
「精神科デイケア・ナイトケアでの歌づくりによる遊ぶことを通した喪の過程」(日本心理臨床学会第28回大会発表論文集, p.146, 2009)
「語られる夢を通した喪の過程」(日本心理臨床学会第27回大会発表論文集, p.142, 2008)
研究業績平成16年度~18年度 厚生労働科学研究費補助金「地域における新しい普及啓発方法の開発に関する研究」研究協力員
平成20年度~22年度 文部科学省科学研究費補助金 基盤研究(C)「医療ソーシャルワーカーの学部教育プログラムに関する研究」研究分担者
社会的活動平成12年度~現在 精神科診療所併設のカウンセリングセンターにおける心理療法、カウンセリング
平成12年度~現在 精神科デイケアにおけるグループワーク(音楽プログラム)
平成22年度~現在 新潟市社会福祉協議会のコーディネーターを対象としたスーパービジョン研修の講師