チーム医療

海外の学生と「チーム医療・ケア」を学ぶ

2022年度の連携総合ゼミでは、新潟薬科大学、日本歯科大学新潟短期大学、アンヘレス大学(フィリピン)、サント・トーマス大学(フィリピン)、ハイズオン医療技術大学(ベトナム)、国立陽明交通大学(台湾)の学生がチームの一員として加わり、大学や国籍の枠を越えて「チーム医療・ケア」の学びの幅がさらに広がりました。

2022年度研究テーマ「海外の地域で暮らす障害のある人への多職種連携支援」
連携総合ゼミメンバー

本学
■ 理学療法学科 ■ 作業療法学科 ■ 医療福祉学研究科(大学院)

海外大学
■ アンヘレス大学(フィリピン)/理学療法士、看護師を目指す学生
■ サント・トーマス大学(フィリピン)/理学療法士を目指す学生
■ ハイズオン医療技術大学(ベトナム)/理学療法士、作業療法士、看護師、医師を目指す学生
■ 国立陽明交通大学(台湾)/理学療法士を目指す学生

Question.

連携総合ゼミを通じて、
海外の学生とチーム医療を体験したことで、
どのような力が身につきましたか?

Student’s voice

理学療法学科 久住 駿斗
長野県 長野吉田高校出身

連携総合ゼミを通して、海外の学生と意見を交わすことの難しさ、多職種と連携することの大切さを感じました。講義内の会話はすべて英語だったため、先生方に協力していただいたり、海外の学生にゆっくり話してもらったりして、なんとか乗り越えることができました。また、海外の学生の積極性、自身の意見に対するリアクションを求めること、相手の意見を尊重してディスカッションする姿勢にも大変刺激を受けました。
印象に残っていることは、フィリピンの患者さんに対する支援を検討する際に、治療プランを考えることが難しかった点です。フィリピンの環境や文化、経済状況について知らないことが多くあったため、フィリピンの学生に現地の移動手段や、患者さんの収入がフィリピンではどのくらいなのかなど、詳しく教えてもらい、それに合わせて治療プランの検討を進めていきました。ふだんと異なる環境の治療プランについて考えられたことは、連携総合ゼミに参加したからこその、良い経験になったと感じました。また、職種ごとの専門的な意見を聞くことができ、今後働くうえでも多職種と連携することの重要性を学びました。

ハイズオン医療技術大学 Nguyen Tu Quyen
総合診療医として参加

連携総合ゼミを開催していただき、ありがとうございます。私は自分の専門分野やその他についてたくさんのことを学びました。それに加え、患者さんへの治療効果を高めるために、他の専門家たちとどのように協働したら良いのかも知りました。とはいえ、とりわけ私がこのゼミで得た最も大きなものは、自分のパートナーたちとの友情です。ベトナム人もフィリピン人も台湾人もみんな兄弟姉妹のようで、いつでもすすんで助け合おうとしていました。私はそのことを本当にうれしく思っています。いつの日か実際に会って一緒に働きたいと思っています。新潟医療福祉大学がこの素晴らしいゼミを継続して実施してくれることを心から願っています。本当にありがとう!

Thank NUHW for organizing this seminar. I've learnt a lot about my speciality and others. More than that, I know how to collab with other specialists to enhance the effection of my treatment for the patient. But above all, the biggest thing I've achived from this seminar is our friendship between my partners. It feels like Vietnamese, Phillipino and Taiwanese, we're all brothers and sisters, always willing to help each other. I am really happy about that, hope some day we can meet and work with each other. I sincerely expect that NUHW keep on organizing this amazing seminar. Many thanks!

※学生の学年は2022年度在籍時のものです。

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