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【社会福祉学科】平成29年度 新潟水俣病関連情報発信事業「熊本水俣市における現地学習プログラム」を実施しました。

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平成30年2月9日(金)から2月11日(日)に、熊本県水俣市における現地学習プログラムでは、水俣市における情報発信や患者支援、地域の絆の再生・融和等に関する取り組みについての現地学習を行い、社会福祉学科4年生6名、教員2名、新潟市立南浜中学校生徒2名、教頭1名が参加しました。

相思社水俣病歴史考証館や水俣市立水俣病資料館では、チッソによって引き起こされた水俣病事件に関する写真・解説パネルなど貴重な資料が展示されており、水俣病の歴史を学ぶことができました。フィールドワークでは、チッソ工場の跡地やメチル水銀が排水された百間排水溝を巡り、親水護岸に50体ほど設置されている魂石(石像)を訪れました。

熊本県水俣市における現地学習では、水俣病の歴史を肌で感じ取り、また、胎児生患者の皆様との交流プログラムでは、つらい苦しみや悲しみを抱えながらも、人のために役に立ちたい、仕事をもって自立したいという夢や希望をもって生活されている姿に触れ、過酷さの中でも一つの力をもって生きていく力強さたくましさを感じ取ることができました。

学生たちが、水俣市における現地学習を通じて、これからの若い世代が水俣病の歴史認識を途絶えさせないために、自分たちに何ができるのが、どう伝えていけるのか、水俣病について真摯に向き合い学びを深めることのできる現地学習でした。

写真上から
・相思社水俣病歴史考証館
・水俣発まちづくりについて講話
・ほっとは・うすにて胎児性患者様との交流会
・チッソ工場跡地視察


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http://www.nuhw.ac.jp/faculty/welfare/sw/

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