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【社会福祉学科】スクールソーシャルワークの実際~最前線の現場からのメッセージ~

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前期のスクールソーシャルワーク論の授業において、7/15(水)と7/22(水)の2回に渡り、聖籠町教育委員会、子ども教育課子ども家庭相談センターの子どもソーシャルワーカーの春木邦子先生をお迎えし、オンラインで対話型の特別講義をしていただきました。
スクールソーシャルワークとは、「いじめ、不登校、暴力行為、児童虐待など生徒指導上の課題に対応するため、教育分野に関する知識に加えて、社会福祉等の専門的な知識・技術を用いて、児童生徒の置かれた様々な環境に働き掛けて支援を行います」(文部科学省初等中等局)

具体的には、
・問題を抱える児童生徒が置かれた環境への働き掛け
・関係機関等のネットワークの構築、連携・調整
・学校内におけるチーム体制の構築、支援
などを行います。
そして、これらを担うのが社会福祉士(ソーシャルワーカー)です。
春木先生からは、新型コロナウイルス感染症の影響下であっても、リスクのある家庭を訪問し、見えてきた課題を保育園や学校、保健師と共有しながら安否の確認と課題解決に取り組んでいる事例についてお話を伺いました。
また、学生に対しては、次のメッセージをいただきました。
「社会福祉士として、どのような役割を果たすべきか」
「時間や人、社会資源が限られている中で自分はどう動くか」
「自分が行動する姿勢をどう大事にするか」を考えてほしい。
そして、
「組織として求められること・守るべきことを確認することを忘れずに」
社会福祉士は様々な分野で求められており、活躍の場も広がっています。
社会福祉学科では、福祉と介護、医療等の分野で新型コロナウイルス感染症に立ち向かっているソーシャルワーカーをゲストスピーカーとしてお招きし、各分野の現状や課題などをリアルに学びます。
現場に身を置く、現場に寄り添う。
社会福祉学科の学びの特徴です。

写真:
学生にオンラインで特別講義をする春木先生

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