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【義肢装具自立支援学科】Flying Wheel Chair Supportersによる「空飛ぶ車いすプロジェクト」実施報告

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2012年8月28日(火)~2012年9月2日(日)、義肢装具自立支援学科が中心となって活動しているFlying Wheel Chair Supporters(空飛ぶ車いすサークル、以下:FWS)がタイ王国にてボランティア活動「空飛ぶ車いすプロジェクト」を実施致しました。

本プロジェクトは1999年に公益財団法人日本社会福祉弘済会が発足した支援事業で、「空飛ぶ車いす」とは中古の車いすを回収・修理・整備して、発展途上国へ届ける国際ボランディア活動です。

今回は「他国の文化を知る」「英語によるコミュニケーション能力を向上させる」「福祉機器の構造を理解する」ことを目的とし、義肢装具自立支援学科教員と在学生の合計8名が参加させていただきました。

現地では、サハタイ財団やチャイナー県立病院にて、車いす修理、障害児への車いす適合・寄付を実施致しました。また、タイ王国の文化見学も行い、異国の文化についても見識を広めることができました。
※車いす寄贈数(全体147台、10台は使用不可のため廃棄)、サハタイ財団へ50台寄付(10台はその場で適合)、チャイナー県立病院へ87台寄付。

今回の活動を通して、本学のFWSには、車いすの修理技術のみならず、車いす・シーティングの適合技術も強く求められていると感じました。また、現地の方々や利用者に対して、車いすの構造や調整方法を説明する際など、語学力が必要であることを身をもって体験することができました。

タイ王国では車いすが十分に普及しておらず、車いすや座位保持装置を身体に合わせて作製し適合するのではなく、現場にある車いすを身体に合わせなければなりません。今回のタイ王国遠征についてサークル内でディスカッションを行い、来年度のタイ王国遠征をより良いものにしていきたいと思います。
今後もFWSは精力的に活動を続けて参ります。

>>義肢装具自立支援学科の詳細はこちら
http://www.nuhw.ac.jp/faculty/medical/at/index.html

>>空飛ぶ車いすホームページはこちら
http://www.nisshasai.jp/soratobu/index.html

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